仕事で「努力がたりないよ君は!」と言われたことや、
「自分は努力が足りない人間なんだ・・・」と感じたことはありませんか?
「自分は努力してるのに!」と怒りたくなったり悲観的に感じたりしてしまいますよね。
この記事では努力が足りないと感じる5つの原因と7つの対処法について説明しています。
僕は今まで営業職や管理職を経験してきましたが自分が「努力が足りない」と感じたことがありました。そんな経験を踏まえ、努力が足りないと感じた原因や対処法について共有していきたいと思います。
努力が足りないと感じる理由5つ

努力をしないといけないというプレッシャー
「努力をしないといけない!」という自分へのプレッシャーのかけすぎが努力が足りないと感じさせています。
自分へのプレッシャーをかけることはすごく大切なことです。
プロのアスリートの練習や体験談などを聞いていると自分を追い込んでいるのがすごく伝わってきますよね。
ただ、ここで注意して欲しいのが自分を追い込みすぎて身体にストレスがかかりすぎたときです。
せっかく自分にプレッシャーをかけて努力しているのに身体に精神的や体系的なストレスがかかってしまうと努力できない状態になってしまいます。
自分がこれから努力していくためのプレッシャーはほどほどにしておきましょう。
努力の方向性を自分がわかっていない
「自分がどんな努力をしたらいいのか?」と疑問に思っていると努力が足りないと感じます。
その理由は自分が努力をした実感が感じられていないからです。
例えば「受験に合格する!」という目標があれば受験日までに勉強をしないといけません。
自分の苦手科目や得意科目は何なのか。どれぐらいのレベルの問題を解けないといけないのか。
ということを考えていくと、1日あたり、1ヶ月あたりの努力の内容がだんだんと見えてきます。
努力の方向性を明確にしていると1日1日が充実してくるので自分に自信が持てるようになってきます^^
今まで全力で努力をしてこなかった
今まで全力で取り組んで来なかったから”後悔”したパターンです。
自分は本当はもっとできるのに、努力をサボってしまったことが多かったゆえに
「努力が足りなかった・・・」と結果が出てから感じてしまいます。
結果はこれから先も変わることがないので、「今まで全力で努力してこなかった」
と感じた今!!!この瞬間からスタートすると後悔しない可能性がグッと高まります。
努力することを周りの人と比較しすぎている
周りの人で自分よりできる人が多いと努力が足りないなぁと感じます。
周囲の人を目標として自分の努力量を増やしていくことはとても大切です。
自分1人で努力するといってもなかなかモチベーションがあがりませんからね・・・。
僕の場合、「新入社員の同級生には負けたくない!」という気持ちが強くなりすぎて自分少し気持ちが苦しくなりました^^;
ですので努力することを周りの人と比較しすぎるのはよくありません。
努力の結果が表れていない
努力が足りないと1番感じるのは結果に表れていないときですよね。
試験に不合格になった、仕事で上司から認められない、スポーツで結果が残せない
などなど理由は様々です。
ただ、今この瞬間まで行っている努力は現時点で結果として表れていないだけであってこれから努力をしていけば結果として表れる可能性があるということを知っていて欲しいです。
努力は諦めてしまえば当然結果にも表れません。
1つの通過点として考えることで気持ちが少し楽になりますよー^^
努力が足りないと感じた時の7つの対処法

「努力しなければ」という考えを捨てる
「努力しなければ!努力しなければ!」という思いが強すぎると逆の感情が働き、長続きしません。
その結果、努力が足りなかったという結果につながります。
そうならないための対処方法として「努力しなければ!」と思わず
「メリハリをつけて努力しよう」というような考え方にシフトします。
ダラダラとサボることが少なくなるので安定して努力を積み重ねることができます。
自分のペースで努力する
努力量や努力に費やす時間など人それぞれ違いますよね。
周りの人と比べて努力が足りないと感じる時は自分のペースで努力することが大切です。
・金曜日は1日仕事が終わったら2時間しっかりジムに行く。
・水曜日は仕事が終わったら勉強を1時間だけする。
など
自分の生活に合わせて自分のペースでコツコツと努力していくことで
マイペースに努力してきたことが自信に繋がります^^
我慢しすぎない
「我慢しすぎない」と「努力が足りないと感じる」のは共通しているのか少し疑問に思ってしまいますよね。
わかりやすくダイエットの例で例えてみましょう。
ダイエットをして痩せるためにはお菓子やジュースを我慢しないといけませんよね。
我慢しすぎて数日後には・・・食べるのが好きでバクバク食べてしまった・・・。
その結果努力が足りなかったんだ・・・自分自身でと感じるということです。
我慢強く努力することも時には大切ですが我慢しすぎるとかえって逆効果になってしまいます。
今月1ヶ月はダイエットで食事制限を頑張ったから1日だけ甘いものを食べよう。そこからまた努力してダイエットを頑張ろう!と思えるようなサイクルが大切です!
必要のない努力はしない
・仕事で無駄だと思うこと
・練習する必要がないと感じること
・興味がないこと
・今後の自分の人生で必要のないこと
仕事やスポーツ、勉強などでもそうですが自分が必要だと感じない努力はしない方が良いです。
必要性を感じないのであれば時間を無駄に過ごしている可能性が高いからです。
努力の仕方は人それぞれ環境や状況によってやり方も変わってきます。
時間を有効活用すると言う意味でも無駄な努力は排除していくことが大切です。
努力した後は自分を褒める
なかなか自分で褒めてことは嬉しさを感じにくいですが、自分がしっかりと努力した日は自分を褒めてあげましょう。
努力って辛さやしんどさと紙一重だと僕は思っています。
そんな辛さやしんどさを頑張ったんだから褒めてあげてほしいと思っています。
自分で褒めることが難しい場合は、SNSで報告してユーザーの方の反応をもらってモチベーションを上げるのも良いですね^^
今までにない努力をする
後悔しないために今までにない努力をすると「努力が足りなかった」と感じることはなくなります。
むしろ「やりきった!!!俺は頑張った!!」と言うような達成感で溢れます。
結果はどうあれ、努力したことは自分の経験になります。ダメだったらダメだったときにまた次のことを考えれば良いのです。1番ダメなのは努力が足りなかったと後悔すること。
今までにない努力をしたら周りの人も励ましてくれたり、助けてくれたりします。
努力した自分をイメージする
努力した後の自分はどうなっていたいかをイメージすることが努力の継続につながります。
例えば、
・「ダイエットして40キロ台になる!」
・「仕事の営業で月収50万円のすごい人になる」
・「スポーツでインターハイに出場する」
・「誰にも負けない趣味のゴルフを極める」
など、ポイントは努力した結果につながる自分のイメージを膨らませることです。
すると
「よし!今から練習しなくちゃ!」
「頑張らないと!」
と無理せずに自分のやる気をアップさせることに繋がります。
努力が足りない時に読みたい名言集まとめ

「努力が足りない」と感じた時に読みたい名言集をまとめました。
「言葉の力」を借りたい方にはぜひ読んでいただきたいと思います^^
本当はイメージアップのため、本人の写真等も一緒に載せたかったのですが著作権侵害の可能性がありますので今回は断念いたしました。ご了承くださいません。
「努力は必ず報われる」
「努力は必ず報われる」普段からよく聞く名言ですよね。
英語では「Hard work pays off」などと言われています。
努力したら必ず報われるのは本当でもありますが嘘でもあります。
確かに、努力をしないと報われる可能性は0。
ですが、努力をしたら100%報われるかというとそうでもありません。
努力する目的を明確にして1日1日の積み重ねをして報われる”可能性”を積み上げていくのが大切です。
「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している」
音楽家ベートーヴェンの名言です。
スポーツ選手の大会入賞、学生の就職活動、社会人の昇進、資格試験への合格など。
知識や技術がないと到底成功できませんよね。そのために皆努力するんです。
そして成功する人がどんどん現れてくるんですね。
「努力しても報われないことがあるだろうか。たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか」
元プロ野球選手王貞治さんの名言です。「回想」という本で紹介されています。
さすが王さんの名言ですね・・・心に突き刺さるような名言です(笑)
努力が足りないから報われない。もっと自分は努力すべきだと教えられますね。
周りが自分以上に努力していると考えると、努力が全然足りないような感じがしてきますよね。
たとえ報われなくても自分の経験値として必ず役に立つ時がくるから失敗を恐れずに頑張っていける。努力して頑張った自分を安心させてくれるような名言です^^
「好きだからやってるだけよ、で終わっといた方がええね。これが報われるんだと思うと良くない。こんだけ努力してるのになんで?ってなると腹が立つやろ」
明石家さんまさんの名言です。明石家さんまさんらしい考え方で、自分の気持ちを楽にしてくれます。
好きでやっている人=努力している人とイコールになるかはわかりませんが、
鉄道オタクや趣味を長く続けている人など「好きでやっている人」は知識や経験がものすごいあります。テレビを見ていてもよく取り上げられていますよね。
自分が好きでやっていることは知らず知らずのうちに努力していることに繋がるんですね。
努力量に対して結果の見返りを求めないところが「自分らしく頑張っている」と心に負担をかけない努力の仕方ですね^^
「学生のころ投げ出したいと思ったことは一度もない。きれいな結晶にならないときはしょげて下宿に帰ったが、朝になると新しいアイデアが出た。楽しくて、苦労とか辛いと思ったことはない」
青色LEDでノーベル物理学賞を受賞した天野浩教授の名言です。
まず、第一に学生のころに投げ出したことがないのがすごいと思いました・・・(笑)
僕も学生時代はクラブや勉強・・・1度は投げ出した経験がありますから・・・。
この名言から研究を重ねるに重ねて新しいアイデアが出たときや結晶が出た時の達成感が努力を上回っているんだなと感じました。
「人生の前半は努力すれば夢は叶うでいいと思う。でもどこかのタイミングでそれを客観視しないと人生が辛い。」
元プロ陸上選手の為末大さんの名言です。
人生の前半は努力すれば夢は叶うでいいと思う。でもどこかのタイミングでそれを客観視しないと人生が辛い。努力すれば夢は叶う→叶っていない現在の自分→原因は自分の努力不足。努力原理主義を抜けられなかった人は、こんな自分を許せなくて何かを呪って生きていく。
為末大さんツイッターより引用
”自分を呪う”という独特な表現が書いてありました。
前半は努力して夢は叶うと信じて努力していく。たけれども色々な環境の変化や挫折などの要因により、自分を許せないことで呪っていく・・・。
努力家の名言だと感じました。
もっともっと努力をしないといけないという”呪い”を自分にかける独特な考え方ですね。
「努力は裏切らないって言葉は不正確だ。正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない」
東進ハイスクール人気講師の林修先生の名言です。
正しい場所で、正しい方向性って言われてもピンときませんが以下の具体例で僕はそういうことだったんだ!と思いました。
『僕がジャニーズに入ろうと一生懸命努力してるとする。これ正しい場所じゃないよね。 結局、やりたい事とやるべき事って別なんだなぁって思ったよ。』
『自分が勝てる場所で勝負する。ここだと決めたからには最大限の努力をする。つまり、大して努力しなくても勝てる場所で、誰よりも努力をする。それができれば、もう負けることはないはずです。』
「うんうん!」と1人でうなずいてしまいました(笑)
勝てる土俵で誰よりも努力することは努力を最小限に抑えられるし、自分のポジションが出来上がるので自身も湧いてきますよね^^
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
プロ野球選手・ダルビッシュ有選手の名言です。
ただただ、野球の練習だけをやる。それだけじゃダメなんですね。
・「何の目的で練習をするのか」
・「効率よく練習する方法はどうすればいいのか」
・「自分の弱点を克服するためにどんな練習をすればいいのか」
このように”頭を使って練習することが大切”なんですね。
時間は有限ですから、頭で考えてから努力することの大切さを教えてくれます^^
努力が足りないのは甘えなのか

「職場で努力が足りないのは甘えているからだ!」もっと努力しないといけないと言われた経験があるかたもいるのではないでしょうか。
僕は努力が足りないのは50%甘えだと感じます。
仕事の例で例えると自分の主観的な努力と上司からの客観的な努力では「基準としている努力量」が明らかに違うからです。
「自分は100%努力している!」と思っていても
上司から「10%も努力していない」と思われてしまうと甘えですよね。
客観的にみたときに努力が足りないと感じ取られていたら、努力する方向性や努力量を見直す必要があります。
それに対して、残りの50%の甘えだと感じない場合は
仕事をしていて周囲の人から見てもすごく”努力家”と言われているのにも関わらず、
上司から甘えだと言われている場合です。この場合、「努力が足りないのは甘えなんだ・・・」と悲観的になる必要はありません。
正しい方向で努力することの大切さ

正しい方向で努力することはすごく大切です。
なぜなら正しい方向に努力しないと時間の無駄になってしまうからです。
では「正しい方向の努力」と「間違った方向の努力」はどういった違いがあるのでしょうか。違いを見ていきましょう。
「正しい方向の努力」とは
僕が考える正しい方向の努力のポイントは3つあると考えます。
①目的が明確で逆算をして計画を立てて行う努力。
②自分のポジションを考えた努力。
③努力することを最優先に考える。
①目的が明確で逆算をして計画を立てて努力を行うと、1日にすべき努力の内容がわかりますよね。そうするとゴールに向かうことができます。
仕事でも長期間のプロジェクトは目的から逆算をしてやるべきことを明確化する。
スポーツだと3年以内に大会で優勝するなどの目標を掲げて、最初の1ヶ月間は基礎トレーニングの強化などを重点的に行うなど。
②自分のポジションを考えた努力について少し具体的に説明します。
例えば、めちゃめちゃ身体を動かす仕事が苦手で嫌いなのに、とりあえず会社で努力している。といったケース。
身体を動かす仕事が苦手で嫌いな場合に努力しても、いやいや仕事をやっていますし、苦手な仕事なのでなかなかスキルが伸びません。
ことわざで言うと「好きこそものの上手なれ」です。
自分の能力が発揮できる場所で正しい方向で努力していくことが大切です。
③努力することを最優先に考えるいうことを行っていますか?
「とりあえずやってみる」というのは初めのうちは考え方として良いことです。
それが1ヶ月も2ヶ月も続くと・・・努力しているかどうか不明確ですよね。
つまりやってみた物事に対しての本気度が表れていない可能性があると言うことです。
努力するということは仕事やスポーツ、趣味いづれにせよ優先的に努力することを考える必要がありますね!
「間違った方向の努力」とは
「間違った方向の努力」を行わないためのポイントは2つあります。
①時間の使い方を考える(考えて努力する)
②努力の場所を選ぶ
①時間の使い方を考える努力として、ただ努力しているだけでは時間がどれだけあっても足りませんよね。
「言われてからやっている」「とりあえずやっている」は努力する時間の無駄です。
それを解決するために
「この時間内でこれだけの内容をこなすためにはどうすればいいのか」ということを自問自答して最適な答えを導き出します。
特に期間が長ければ長いほど最適な答えを導き出すのに時間がかかってしまいます。
初めは時間がかかりますが、しっかりと事前に努力することで間違った努力を防いでくれます。
②努力する場所というのはどの土俵で自分が戦うかということです。
より得意なことや経験してきたことがある土俵で戦うと有利になります。
今まで努力してきた分、他の人よりも努力する量が少なくて済みます。
そこを間違えて、色々な仕事やスポーツ、趣味などに手を出しすぎると当然浅い経験になってしまいますよね。
まとめ
いかがでしたか?^^
・「努力が足りない」と感じる5つの原因と7つの対処法
・努力が甘えかどうか
・努力の方向性
・努力した人の名言
について解説してきました。
努力する方向性を意識して目的をもって取り組めば、報われる可能性が大きくアップします。
努力が足りないと感じた時には”自分のなりたい姿”をイメージして1日1日大切に過ごしていきましょう。
