・「仕事のクレームを適切に対処したい。」
・「仕事のクレームが多すぎて謝るのに疲れた・・・。」
仕事のクレームを受けると気分が落ち込んでしまったり腹が立ってしまう経験はよくありますよね。
僕が接客業に従事していた頃、店舗のサービスについてクレームを受けてすぐに謝っていました。気づいたのが、仕事のクレームを受けてすぐに謝る人は注意が必要だということ。
すぐに謝る人は自分自身を責めてしまうことが多いので不満を抱えやすく身体にも症状が現れ易いです。
・仕事のクレームを受けてすぐに謝る人は要注意な理由
・仕事のクレームで心の負担を軽減する3つの方法
・仕事のクレームで落ち込まない鋼メンタル入手法
・クレームのない仕事に就きたい方へ
・仕事のクレームが多すぎて辞めたいと思ったら
仕事のクレーム受けた時の適切な考え方をご紹介しています。自分自身への負担を大幅に削減し日頃のストレスを最小限に抑えて自分の身を守りましょう。
仕事のクレームを受けてすぐに謝る人は要注意な理由
仕事のクレームを受けてすぐに謝る人は注意が必要です。
「仕事のクレームだ。とりあえず謝っておけば穏便にことは済むはず・・・。」
と考えているのではないでしょうか。
自社製品の不備や不具合・自社従業員の対応方法に問題があり、自社に100%非がある場合はすぐに謝っても問題ありません。
しかし、仕事においても厄介なのがクレーマーと呼ばれる方です。相手側に非がないかを常に考えているのです。
クレーマー対応をする場合、すぐに謝るスタッフやオペレーターもいますが相手側の話を聞き入れることが先決です。
理不尽なクレームをつける人は自分を正当化したい場合が多いので謝る対応ばかりしていると自分の精神力が徐々に削られてしまい、身体に異常がでてきてしまうのです。
仕事のクレームで心の負担を軽減する3つの方法
前章では仕事のクレームを受けてからすぐに謝る人は自分自身を責めてしまう傾向が強く、身体に危険信号が出てしまう可能性が高いことをお伝えしました。
では仕事のクレームを受けた時にどのような考え方をすれば心の負担を軽減することができるのでしょうか。
心の負担を軽減するための3つの考え方についてご紹介します。
順番に見ていきましょう。
気にしない
日本人は海外の人に比べて気にする性格だと言われています。
そんな中、クレーム対応に対して気にしない性格を身につけると負担が軽減されます。
理不尽な仕事のクレームは気にしない方向で考えやすいのが特徴です。なぜなら自分が100%悪くないからです。他人事として捉えられるので。
気が弱い女性の方やよく何事も相手を気にしてしまう方は少しずつ理不尽な仕事のクレームに対して耐性をつけていきましょう。
考え方の例として
・「あぁ、また言ってるわ・・・」
・「どれだけ自分を正当化したいんだ」
とさらっと流す程度で考えると心を軽くすることができます。
自分を責めすぎない
・「自分が全部悪い・・・。」
・「自分のクレーム対応が悪かったのかな・・・。」
と自分を責めすぎると仕事から帰ってもクレームのことが頭から離れませんし、自分に自信が持てずに「また失敗してしまうかも」という嫌な妄想を膨らませてしまいます。
仕事のクレームを起こしてしまった要因がたとえ自分に合ったとしても自分を責めすぎる必要はありません。人は誰もが失敗して経験してそして成長していきますよね。
自分を責めすぎると仕事への自信喪失やモチベーションの低下に繋がりやすいです。
次のクレーム対応は改善していこう!と少し前向きな気持ちで一歩ずつ進んでいきましょう。
発散法
仕事のクレームで心の負担を減らすための方法3つ目は自分自身の考え方を変えるのではなく仕事のクレームに対して発散する方法です。
発散方法の例として下記が有効です。
・スポーツに打ち込む
・同僚や友人に相談する
・ひたすら寝る
3つ目のひたすら寝るのは発散と無関係のように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ひたすら寝ることは記憶の整理を行うことなのでクレームを受けた直後よりもひたすら寝た後の方がスッキリします。
仕事のクレームを受けた日が1番自分自身にとっても辛いはずです。できる限りその日のうちにクレームの負担を発散させるのが望ましいです。
仕事のクレームで落ち込まない鋼メンタル入手法
仕事のクレームを受けるとどうしても落ち込んでしまう方は多いです。
仕事のクレーム1つで落ち込んでしまわないために鋼のメンタルを入手する方法についてご紹介します。
仮に仕事のクレーム100個でやっと落ち込んでしまう鋼のメンタルがあれば1個や2個のクレームなんかも楽々乗り越えられますよね。
ハードなスポーツをする
学生時代、クラブ活動をしていた方は経験があると思います。スポーツは常に忍耐力との戦いです。毎日毎日、試合に出場するために辛い練習を行った経験ってありますよね。
スポーツは身体の外面だけでなく、内面(メンタル)も強化されます。
特にハードなスポーツはメンタル力の強化に最適です。
常に自分との辛い戦いに打ち勝っているわけですから。
ハードなスポーツも多人数ではなく1人でも行える
・水泳
・筋トレ
・全力疾走
などがおすすめです。
なにくそ。この野郎。
「なにくそ。この野郎・・・!」
とクレームに対して落ち込む感情より負けん気を優位に立たせる考え方です。
少し口が悪いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんがそれだけ負けん気が強いことを表しています。
負けん気を常に持ち続けているのでクレームの1つや2つでで倒れません。やられません。
小さな積み重ねがやがて鋼のメンタルに繋がります。
クレームのない仕事に就きたい方へ
仕事のクレームが全くない仕事は存在するのか?という疑問を一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。
答えは「クレームが多い仕事を極力避けることができる」が正解です。
ではクレームが多い仕事を極力避けるためにはどうすれば良いのか。
人と接する仕事を除外すれば解決します。そもそもクレーム対応が存在するのはヒト対ヒトですよね。
例えば
・飲食業 ・アパレル業 ・小売業
・ホテルスタッフ ・コールセンタースタッフ
などが人と接する仕事に該当します。
逆に経理や機械修理などの人と直接関わらない仕事においてはクレームのない仕事に近いと言えますよね。
仕事のクレームが多すぎて辞めたいと思ったら
仕事のクレームが多すぎて辞めたいと日々悩んでいる方も多いことでしょう。
接客業を経験した僕の意見をお伝えするのでよければ参考にしてください。
クレーム対応よりもお客様に感謝していただくことが嬉しい。楽しい。やりがいになっている。と感じている中で仕事を辞めるのは非常にもったいないです。
仕事が楽しめている。やりがいに感じている。というのは自分に適した職種の証だからです。
しかし、仕事のクレームが多すぎてもう限界。ノイローゼになる。鬱になる・・・。と感じている場合は仕事を辞める決断をするのも一つの選択肢です。
身体を壊してしまうと当然働けませんから・・・。
仕事のクレームが辛すぎて今すぐ辞めたいと思っている方は下記記事も参考にしてみてください。
まとめ:仕事のクレームへの向き合い方を考えよう
仕事のクレーム対応について心の負担の軽減方法やメンタルを強化術についてご紹介してきました。
仕事のクレームを受けた時はすぐに謝らず相手側の話に耳を傾けること。自分側が悪くないのに謝り続けてしまっていては精神力が限界に到達します。
さらに仕事のクレームに対して心の負担を取り除き、自分のメンタルを強化することで一歩ずつ成長することに繋がります。
仕事のクレームへの向き合い方を考えることで今後の自分のすべき行動をみつけることができますよ。
当記事が仕事のクレームで悩んでいるあなたへの解決策になれば幸いです。