・新入社員として入社したけど仕事のミスが多すぎて怒られてばかり・・・。
・新人でありえないミスを連発している・・・。
新入社員や新卒であれば仕事のミスで落ち込んだりイライラしたりする経験があるのではないでしょうか。
こんにちは。ポンコツ新入社員のたぬきちです。僕は新入社員の頃、同じミスを繰り返し何度も怒られてばかりの日々を送っていました。
しかし、ミスした仕事に関して再考し、のちに企業の取締役からオファーをいただいた経験があります。
①仕事のミスが多い新人の特徴
②新人の仕事のミスの責任や期間
③新人が再考すべきこと
当記事では前半部で仕事のミスが多い新人の特徴や気になる疑問について回答し、後半部で仕事のミスを減らすための方法やポンコツ社員にならないために大切なことをご紹介しています。
仕事のミスが多い新入社員には必見の内容です。ミスを減らしていくことは職場での信頼性の向上、自分の心のゆとりに繋がります。
仕事のミスが多い新人の4つの特徴

仕事のミスが多い新人の特徴は下記4つです。
・注意不足
・再確認なし
・大雑把
・気合の入れすぎ
順番にみていきましょう。
注意不足
新人とベテラン上司の違いには注意への意識の向け方が違います。
そのため新人の注意不足が仕事のミスにつながります。
仮に飲食店で商品の提供を行うとしましょう。
ベテラン上司はお客様の後ろから声かけを行い、左手に持ったお盆の上のグラスと瓶ビールを提供します。
しかし、新人の場合左手に持ったお盆の上の瓶ビールとグラスのバランスに注意を向けず提供する可能性があるのでミスに繋がります。
新人の注意不足は仕事のミスにつながる可能性が高いので心に留めておきましょう。
再確認なし
仕事を終えたら業務終了と考えている新人の方は多く、再確認を行わないのが特徴です。
再確認は仕事が一通り終わってから行います。
なぜなら仕事中は目の前の仕事に集中しているため視野が狭くなっているためです。
再確認は面倒だと行わない新人は大きなミスをしてしまう可能性が高くなります。
大雑把
新人のミスの特徴の1つとして大雑把な性格が挙げられます。
大雑把な性格の方は
・まぁいっか。
・このくらいでいいだろう。
と仕事の細部まで気にしません。だから仕事のミスに繋がるのです。
大雑把な性格は仕事を行う上でミスの連発に繋がり、スランプに陥ってしまう場合があるので気をつけましょう。
すでに仕事のスランプに陥っている方は下記記事も参考にどうぞ。

気合の入れすぎ
新人が気合を入れて仕事に臨むことは素晴らしいことです。
ですが気合の入れすぎで空回りしてしまい仕事のミスを発生させてしまうのも新人の特徴の1つです。
新しい職場、新しい仕事気持ちが高ぶるのはすごくわかりますが落ち着いて仕事に取り組むことで空回りを防げます。
最初から仕事のミスを増やしてしまわないように気持ちのコントロールも行いましょう!
仕事で「許されるミス」と「許されないミス」

仕事で許されるミスと許されないミスのがあるのをご存知ですか?
と疑問に感じた方もあるでしょう。答えはあります。
では仕事のミスで許されるミスと許されないミスについて分けていきましょう。
仕事で許されるミス
新人がミスしても許される仕事は下記です。
・初めてチャレンジする仕事のミス
・上司から丸投げされた仕事のミス
・誰も予想できなかった仕事のミス
・上司の判断で行った仕事のミス
上記の中でも初めてチャレンジする仕事に関しては頑張る意志があったにもかかわらずミスをしてしまった。上司側はナイスチャレンジだと思ってるはずです。
許されるミスを確認した後に大切なのはどのように改善していくかです。
改善策を再考しないとのちほどまとめる許されないミスに分類されますので注意しておきましょう。
仕事で許されないミス
次に仕事で許されないミスについてみていきましょう。
・何度も教えてもらっている仕事のミス
・責任が大きすぎる仕事のミス
・同期の中で自分だけが出来なかった仕事のミス
上記のミスの中でも新人に多いのが何度も教えてもらっている仕事のミスです。
となれば上司側も呆れてしまいますよね。
新人が犯したミスの責任はどれくらい?

新人が犯したミスの責任はどれくらいの重さがあるのでしょうか。
結論。責任を負う必要はありません。
なぜなら上司は新人に対して下記のように感じているからです。
・仕事をはじめばかりだからミスもするだろう
・未経験の職種だから慣れるまで時間がかかる
未経験職種に転職した新人の方や新卒の方には責任能力がないため、会社の役職者が責任を取る必要があります。
しかし、
「新人だから仕事のミスをして責任能力がない!」
と安易に考えるのは間違えです。
仕事のミスは新人の大きな経験でもありますが上司からの評価にも直結します。
ミスをしないよう心がけて仕事をこなすのは大切な気持ちの持ち方だと認識しておいてくださいね。
新入社員のミスはいつまでOK?

と仕事のミスはいつまで大目に見てもらえるかを気にする新人が居ます。
長くても1年だと考えておきましょう。
長くても1年である理由は後輩ができてくるから。次年度の新卒採用が始まり自分が先輩になったときに新入社員のミスと認められにくくなるためです。
新人のミスは長くても1年だとお答えしましたが1年という”期間”で考えるのではなく、できる限り早い段階でミスを減らしていくことに焦点を置くことがが望ましいです。
仕事のミスが多い新人が再考すべきこと

仕事のミスが多い新人が再考すべきことは2つです。
・原因追求
・仕事の取り組み方
仕事のミスが多い現状を今後どうすれば仕事のミスを減らしていけるのか。ということを考えておかなければ改善されません。
2つの再考すべきことについて見ていきましょう。
原因追求
新人が繰り返しミスをしてしまうのが原因追求を行えていないからです。
1つ具体例を出して原因追求を行ってみましょう。
仕事内容:スーパーのレジ打ち作業
仕事のミス:レジ金額の打ち間違え(3回目)
被害:お客様が金額を多く支払ってしまった。待ち時間が伸びた
上記の仕事のミスの場合で原因追求を行います。
レジの金額の打ち間違え(結果)に対して
レジの金額の打ち間違えをしてしまったのはなぜかを考えます。
①長蛇の列ができており自分の気持ちに焦りが出ていた。
②レジ打ちの最中に別のことを考えていた
③レジの金額の打ち込みの際に確認を怠った
など様々な原因が考えられますよね。
では各項目について改善策を考えます。
・長蛇の列が出来ても落ち着いて仕事をする。(打ち間違え時の時間の方が大幅ロスに繋がる)
・レジ打ちの際慣れた作業だからと別のことを考えずにレジ打ちに意識を向ける
・レジの金額打ち込み確認は2度行う
今回はレジ打ちに関して具体例を出しましたが他の仕事でも流れは同じです。
ミスした結果に対してその原因はなんだったのかを洗い出し各対策方法を洗い出ししていきます。
そうすれば仕事のミスは減り、今後の自分の仕事ぶりにも自信が持てるようになります。
仕事の取り組み方
仕事への取り組み方1つ変えるとミスは減らせます。
なぜなら僕新卒の頃に仕事の取り組み方を変えてミスをほぼ0にできたからです。
仕事の取り組み方を改善するには自分自身の性格面に焦点を当てることです。
ミスが多いケースと仕事への取り組み方の改善例を下記にまとめました。
仕事への焦り | 落ち着いて仕事をする。上司の煽りを無視。マイペースを意識 |
---|---|
仕事の理解不足 | 自分が興味を持てる仕事内容と関連づける |
仕事をすぐ忘れる | メモを取る。積極的に質問して理解度を深める |
注意不足 | 人以上に注意深く仕事を行い、再確認を行いミス防止 |
仕事の取り組み方は次の日からガラッと変えることです。
いつも通りの仕事をいつも通りの気持ちで行っているとまた同じ仕事のミスを繰り返しにつながってしまいます。
ポンコツ新入社員を卒業するための考え方

僕は新人時代に仕事のミスが多かったため、ポンコツ社員だと上司からよく言われました。
偉そうに言える立場ではありませんが現在では職場内で多くの方の信頼を得ています。
ポンコツ新入社員を卒業するためには仕事のミスを減らすことです。
1ヶ月に10個ミスをする方であればミスをゼロにしようと無理はせずに2〜3個減らしていくように心がけていれば良いのです。
2〜3個ミスを減らせていることが実感できると仕事に自信が持てるようになります。上司や周りの方からも「ミス減ったね!」と思ってもらえます。
まとめ:仕事のミスは再発防止して成長に

仕事でミスをした時は再発防止を考えること。
同じミスの繰り返しは職場の方の評価も落ちてしまいます。
原因追求を行い、仕事への取り組み姿勢を改善していくことで職場の方からの信頼を少しずつ取り戻していきましょう。
仕事のミスを減らすことができれば職場の方の信頼も増えていき、自分自身の成長にも繋がります。
新人の頃はミスも多くて悩んでしまうことも多いですよね。当記事があなたの仕事のミスの低減に少しでも役に立てば幸いです。


