新人で入社したけど仕事を覚えられない。自分は頭が悪い。そう思っていませんか?
仕事が思うように覚えられないと自分が頭が悪いと悲観的になってしまいますよね。
でも安心してください。
自分の頭が悪いわけではなく仕事の覚え方を知らないだけだからです。
・仕事が覚えられない状態にする5つの悪魔
・仕事が覚えられない人が実践すべき4つのコツ
・1ヶ月経っても仕事が覚えられないの20代の方へ
この記事では仕事を覚えられない人でも実践するとグングン仕事が覚えられるようなコツを知ることができます。
それは僕が10個のお客様からの注文を一瞬で覚えることができるようになったからです。
仕事が覚えられない状態にする5つの悪魔

仕事が覚えられない状態にする5つの悪魔をご紹介します。
この5つの悪魔が仕事を覚えられないようにしているのです。
5つの悪魔は下記です。
・年齢
・分かったつもり仕事
・興味がない
・責任感のなさ
・つまみ食いをしていない
順番にみていきましょう。
年齢
仕事が覚えられないのは年齢が大きく関係しています。
年齢を重ねていくと記憶力が低下するのも事実です。
20代と40代とでは当然記憶力に差が出ます。
ただし、中には年配の方でも仕事をすぐに覚えられる人も居ます。
それはなぜかと言うと日々仕事を覚えようという強い気持ちがあるからです。
年齢のせいにして仕事が覚えられないという悲観的な気持ちも仕事を覚えられない原因の1つです。
仕事を分かったつもり
仕事を分かったつもりでいると次の仕事をスムーズに覚えられない可能性が高いです。
仕事理解が不足しているので次の仕事でしっかりと活かせません。
勉強でも仕事でも同じで基礎ができていないと応用することはできません。
分かったつもり仕事は仕事への理解が曖昧なのですぐに忘れてしまう。大きなミスにも繋がり怒られる。そんな可能性も上げてしまいます。
仕事に興味がない
自分が興味のない仕事は覚えられない状態をつくる原因の1つです。
例えば世間で”鉄道オタク”と呼ばれる人がいますよね。
彼らは鉄道の知識がとてつもなくすごいです。
これは鉄道に関してとても関心・興味があるから覚えようとせず知識としてスッと入ってくるのです。
責任感がない
仕事への責任感が欠けていると仕事を覚えられないことが多いです。
責任感がない人は下記のような心理が働きます。
「自分の責任じゃない仕事だな。軽くやろう。」
もっと言うと
自分の知らない仕事にはあまり興味や関心もないので余計に仕事を覚えられない状態になってしまいます。
つまみ食いができていない
仕事のつまみ食いとは仕事のポイントを絞って理解していない状態です。
「仕事を覚えること」と「仕事のポイントを理解すること」は一見違うことのように思いますよね。
ですが仕事のポイントを押さえておくことで仕事を覚える量が減らすことができます。
例えば、仕事場で焼酎の水割りを作ると仮定します。
- グラスに氷を5個入れる
- 次に焼酎原液80ccをグラスに入れる
- 最後に水40ccをグラスに入れる。
この場合、仕事のポイントは
・氷5個 ・焼酎80cc ・水40cc
仕事のつまみ食いができていない人は莫大な仕事に圧倒され、結果的に仕事が覚えられない原因になってしまいます。
「仕事が覚えられない」をなくす4つの方法

「仕事が覚えられない」をなくすために効果的な4つの方法は下記です。
・「復メモ」を取り入れる
・積極的な質問
・仕事への興味
・接着剤と意識付け
順番にみていきましょう。
「復メモ」を取り入れる
「復メモ」とは復習メモのことです。
仕事を覚えられない人はココからまずは「復メモ」から始めていきましょう。
「仕事中にメモを取ること」は一見手間だと思われがちですが、そんなことはありません。
自分がその日に学んだ仕事を記録することは脳の活性化、記憶力の定着にも繋がります。
そして仕事のメモを取った日のうちに2〜3回復習することが仕事を覚えることへの定着化ができます。
ここで有名なエビングハウスの忘却曲線について見ていきましょう。
留こみ様より引用
上記の図から分かるように1日経ってしまうと記憶力が覚えたことが67%忘れてしまうというデータがあります。
つまり仕事の復習をしないとどんどん忘れてしまうわけですね。
ですので”メモを取ること”で脳を活性化し、記録として残す。そしてメモした仕事内容をその日のうちに復習することでW効果が期待できます。
さらに効果を高めるには仕事中に取ったメモをプライベートや始業前に少し読み返すことで
「あぁ、1週間前は仕事でこんなことをしていたな」と思い出す作業が行えます。
メモを取らず忘れてしまうともう一度上司に仕事を聞くことから始まります。
「前に一回教えたよね?」と上司から怒られてしまいますのでメモは仕事を覚えるために大切なことです。
積極的な質問
指導者から説明を受けている中で、仕事において疑問点は必ず出てきます。
疑問に思ったことは必ずその場で質問しましょう。
ごく稀に、
・「質問すると指導者の説明を妨げてしまう・・・」
・「質問すると自分が理解していないのが他の人にもバレてしまう・・・」
と考えて質問しない方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
仕事でわからないことがあれば質問をすると自分の理解度をより上げることができるので
覚えるのもスムーズになります。
「聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とよく言われますがまさにこのことです。
質問を後々に伸ばしてしまうと忘れてしまう可能性が出てきます。
わからないことはなるべく早く質問していきましょう。
仕事に興味をもつ
仕事興味を持つとストレスなく仕事を覚えることができます。
ストレスなく仕事を覚えられると脳が喜びます。
具体例を出すと
自分の好きなゲームをしているときに「ゲーム用語が覚えられない・・・」と感じることってないと思います。
好きなゲームのシリーズやキャラクター、コツなどどんどん知りたい!という言う気持ちになりますよね。
仕事をゲーム感覚で行うことは難しい部分もあるので、自分が担当している仕事の中で興味を持てる仕事を探すことが大切です。
接着剤と意識付け
仕事に接着剤をつけて関連づけると覚える量がグーンと減ります。
仕事を覚えられるようになる方法ではなく
自分への負荷を減らして仕事の覚える量を減らす取り組み方です。
冒頭でもご紹介した僕が接客業時代に行った一瞬で10個のオーダーを覚えた方法をご紹介しましょう。
・マグロ3皿 ・サーモン3皿 ・いくら2皿 ・ハマチ1皿 ・たまご5皿
・エンガワ2皿 ・パフェ3皿 ・鉄火巻き4皿 ・鯛2皿 ・トロ3皿
上記10品をお客様から言われてすぐに覚えられる!という人はほぼいないと思います。
忘れると当然お客様にお叱りを受けます(笑)
ここで僕が的確かつ、正確に覚えるために行った大切なポイントは「どの場所で作っているかをイメージ」して数量に意識を向け復唱する。たったこれだけなんです。
これは僕の接客業時代の例ですが他の企業でも応用できる内容です。
下記3つの手順を取り入れてみてください。
①自分が行っている仕事で覚えなければいけないことは何か。
②ポイントはどのような部分なのか。
③意識を向けてメモを取ったり確認の聞き返しをする
1ヶ月経っても仕事が覚えられない20代へ

1ヶ月経っても半年経っても仕事が覚えられない。
このような20代のかたも多いことでしょう。
そこで大切にして欲しい2つの考え方をお伝えしていきます。
他人と比較しすぎない
20代の新人で入社して他人と比較しすぎるのは禁物です。
- 「上司より仕事が遅い」
- 「同級生より仕事が遅い」
- 「自分より後から入社した人より仕事が遅い」
仕事が速い人と自分と比較するパターンとして上記の3つが挙げられるでしょう。
上司より仕事が遅い場合は仕方ありません。キャリアや経験値の差もありますので”目標”にして徐々に仕事を覚えていけば良いです。
それに対して自分より後に入社した未経験の人や同級生よりあまりに仕事が遅い場合は仕事への取り組み方を見直す必要があります。
このまま同じように仕事をしていてもどんどん差が開いていってしまいますから、早めに手を打ちましょう。
「仕事の効率化」については下記記事が参考になります。

上司から怒られる
教えてもらった仕事もすぐに忘れてしまい、上司から怒られる。
そんな新人や新入社員の方も多いと思います。
入社して1ヶ月で仕事を全部覚えている人なんてそうそう居ません。
もし新人で入社して1ヶ月で仕事が覚えられたら天才です。(笑)
入社して1ヶ月で上司から怒られるのが多いのは仕方がないこと。
これから自分ができていないと思うことを徐々に改善していけば良いのです。
上司から怒られて落ち込んだ場合は下記記事も参考にしてみてください。


まとめ:仕事を覚えられるデキる人になろう
・仕事が覚えられない状態にする5つの悪魔
・「仕事が覚えられない」をなくす4つの方法
・1ヶ月経っても仕事が覚えられない20代へ
上記3項目についてみてきました。
仕事が覚えられずに悩んでいる方は仕事が覚えられないのをなくすために4つの方法を実践していきましょう。
20代の新人がすぐに仕事を覚えられるわけではありません。
周囲の人と比べずに自分のペースで確実に覚えていくとが大切です。
仕事を覚えてデキる人になれば上司や職場からの評価もアップします。
少しずつ自分に自信を持って社会貢献がデキる会社員を目指してくださいね!
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