「リアルフォースのキーボードってどういうものなの?」
「結局リアルフォースのキーボードは何が良いの?」
タイピングする時のキーボードにこだわりを持っている方ならこのような疑問が浮かんだことがあるのではないでしょうか。
タイピング歴10年、タイピング技能検定1級保持者でリアルフォースを長年愛用しているたぬきちです。リアルフォース106を10年愛用し、2020年の春にR2モデルに買い替えました。
・リアルフォースの種類や価格まとめ
・リアルフォースの主な販売店舗一覧
・リアルフォースを愛用している僕のレビュー
・リアルフォースはこんな人におすすめ!
この記事はリアルフォースの種類や特徴、価格などの商品についての知識を学び、どんな人におすすめなのか、実際に使った感想はどうなのかということを伝えていきたいと思います。
リアルフォース愛用者だからわかる良い部分だけでなく悪い部分も一緒にご紹介していきます!
リアルフォースの種類や価格まとめ

リアルフォースは自動車関連製品・冷凍車両・空調機器関連製品・電子機器製品の4つの事業を展開している老舗企業の東プレ社が販売しています。東プレの詳細はこちらからどうぞ。
リアルフォースの種類は「Windows用」・「Mac用」・「GAMING用」の大きく3種類に分けられます。
各種類のリアルフォースについて詳しくみていきましょう。(2020年10月度の内容です)
【種類】 | 本体カラー | APCチェンジャー | レイアウト | テンキー | スイッチ音 | キー荷重 |
---|---|---|---|---|---|---|
Windows用 | アイボリー(グレー)/ブラック | 有/無 | 日本語/英語 | 有/無 | 標準/静音 | 30g/45g/55g/変荷重 |
Mac用 | ホワイト+シルバー/ホワイト+ブラック | 有/無 | 日本語/英語 | すべて有り | 標準/静音 | 30g/45g/変化重 |
GAMING用 | ブラック1種類/LEDバックライトの有無 | 有/無 | 日本語/英語 | 有/無 | 標準/静音 | 30g/45g/55g/変荷重 |
※ゲーミング用のLEDバックライト付きは45gのキー荷重のみ販売
各項目について補足説明をしていきますね^^
APCチェンジャー:静電容量無接点方式スイッチの構造で物理的なオン/オフのスイッチ入力を必要としないので各キーを打って反応するまでの速さを1.5mm、2.2mm、3.0mmの3種類の中から選んで調節することができる。(個別のキーごとに設定することも可能)
APCチェンジャー仕様のリアルフォースにはキースペーサー(キーの下に敷ける下敷きのようなものでキーを押すストロークを調整できるシート)が付属している。
レイアウト:一般表記は日本語で英語表記はカナの印字無し
テンキー:0から9まで10個の数字および+や-などの演算記号の鍵盤の正方形のもの
スイッチ音:キーボードを押した時の静粛性。
キー荷重:大きく分けてキーの重さが3種類に分けられる。(30gが最も軽い)変化重仕様は力が強い人差し指で押すキーの重さが重く、比較的力を必要としない小指のキーなどは軽くなっている。
価格についてですが公式の東プレホームページでは公開されておらず、主な販売店舗やネットで価格を比較することになります。
ざっとAmazonや楽天、価格ドットコムをみても最低価格は2万円〜ですね^^;
おそらく店舗の在庫状況などによって価格が変動するのではないかと思います。かなりの高級キーボードだとおわかりいただけますよね。
リアルフォースの主な販売店舗一覧

リアルフォースが買える主な販売店舗一覧
- J&Pテクノランド
- PCワンズ
- Shop U
- アーキサイト
- アーク
- アプライド
- グッドウィル
- ソフマップ
- ダイヤテック
- ツートップ
- ツクモ
- ドスパラ
- パソコン工房
- ビックカメラ
- フェイス
- ヨドバシカメラ
リアルフォースを愛用している僕のレビュー

過去10年間に渡り、リアルフォースを愛用してきた僕が感じた打った感想と個人的なレビューをお伝えしていきます。写真見づらくてすいません><
2010年〜2020年春まで:リアルフォース106(現在は廃盤)
2020年春〜現在:リアルフォースTKL SA(R2TLSA-JP3-IV)
リアルフォース106を購入したきっかけは、タイピングが速くなりたい!という思いが募ったからです。
学生時代にもスポーツをしていましたが”形から入るタイプ”で、大してスキルもないのに少し良いものが欲しいと思う性格でしたw 教えてもらえる人もおらず、人差し指2本でタイピングする日々が続いていました・・・。
タイピング練習方法について知りたい方は下記の記事も参考にどうぞ。
ただ、形から入ったのも良かったと思っています。やはりタイピングの練習をする時にはマイキーボードとしてリアルフォースを使うのでモチベーションが上がりまくりました。
【リアルフォース106で感じたこと】
・USB接続するために変換機器が必要、有線接続
・キーボードにテンキーがあったのですこし横幅が大きかった
・キーボードが重い(タイピング時に動いてぶれないようにするため)
・今まで味わったことがないキータッチ(変荷重)
リアルフォースシリーズは現在でも無線接続は販売されていません。変換機器はつなぎっぱなしだったので特に気になりませんでした。
リアルフォースシリーズは重量感があるので持ち運びには不向きです。
初めてリアルフォース106を打った時の感触としては今までに感じたことないキータッチだったこと。
擬音語で表すならば”スッスッスッ”ってキーが沈むんです!変荷重でも普段のデスクトップパソコン付属のキーボードからのキーを打った時の変化はすごく大きかったのを今でも覚えています。
当時、106Sも同時に発売されていてこのタイプはキーの荷重がALL30gだったんですね。
どちらを購入するか迷いましたがインターネットで色々とレビューを確認していたらいきなりALL30gの購入をおすすめしないという口コミもあったので106に決めました。
キートップも取り外して洗うことができますし、10年間強い衝撃を加えたりすることもなかったので2020年現在でもしっかりと機能していました。恐るべし耐久力w
そこから現在の「リアルフォースTKL SA(R2TLSA-JP3-IV)」に買い換えようと思った理由は下記です。
・普段からテンキーを全然使わないことが判明
・キー荷重ALL30gを使ってみたくなった
・APC機能、静音機能がすごい気になった
・リアルフォース106を10年使ったしそろそろ新しいリアルフォースが欲しかった
実際に購入して黒い高級感あふれる箱に入って送られてきた時にはテンションMAXになりましたw
購入して初めて打ってみた率直な感想は、「か、軽すぎる・・・・・・・」これがALL30gなのか!と思いました。
擬音語では表しづらいです・・・。もうキーの上に指を乗せたら沈みますw
これはリアルフォース106の変荷重を使っていた僕からしても全然違いすぎる!と感じました。
そしてブログの執筆やタイピング練習するためにガンガン使っていきました。
ですが・・・。購入してから2〜3ヶ月は全然慣れませんでした( ̄▽ ̄;)
というのもキータッチ軽すぎてちょっと隣のキーに指が当たったらミスタイプになるんですよ!!!^^;これはかなりデメリットだなーと思いました・・・。
ただ、APC機能を試してみたり、打ち込みの練習をしてタイピング練習をしていたら、106の時よりも最高の判定が出ました。(e-typing:スコア523 EddieVH)
レベルってどんなものかなかなかイメージが湧かない方は
>>>「e-typingランク一覧表」でタイピングの実力を知ろう!
にてランク一覧表のまとめがありますので参考にしてみてください^^
リアルフォースシリーズの荷重ALL30gはキータッチが軽すぎる分、キーボードの反応スピードが速すぎます。最高速が1,2倍くらいになったような感覚でした。
ただ、その分急げば急ぐほどミスタイプも増えました・・・。まさに106から買い換えたのは諸刃の剣のような感じでした。
3ヶ月目以降はだんだんと慣れてきたのでミスタイプも少しずつ減ってきました。
この30gの感覚は市販のキーボードでは絶対に感じることができないので是非体感して欲しいですw
なので僕の10年間使用してきたレビューをまとめると
リアルフォースシリーズのなかでキーの荷重は正確性とタイピングの最高速度がかなり関わってくるので自分に合ったリアルフォースを選ぶことが重要です。
デスクトップ用のキーボードやノートパソコン付属のキーボード、市販のキーボードからリアルフォースを初めて使ってみる方はいきなりキー荷重ALL30gはあまりお勧めできないですね・・・。55gや変荷重でもかなり違いは感じられます。
ですのでどうしても打ってみたい方はフリマで中古のリアルフォースを探すか大きな家電量販店に足を運んでみることをお勧めします。
逆にスピード命!!というかたはキー変荷重ALL30gを購入してみてもいいと思います。
ただ、使い初めはミスタイプが多くなるので嫌になって投げ出さないようにしてくださいねw
リアルフォースはこんな人におすすめ!

リアルフォースはこんな人におすすめです。
・仕事や趣味などで長時間タイピングする方
・高級キーボードを使って毎日のモチベーションを上げたい方
・パソコン入力の疲労を軽減したい方
・同じキーボードを何年も長く使いたい方
次にリアルフォースについてのデメリットとメリットをまとめました。
・値段が高い
・ノートパソコン型のキーボードがない
・購入してから慣れるまで個人差がある
・長時間の使用でも疲れにくい
・キーボードが壊れにくいので長く愛用できる
・ACPチェンジャーで自分の入力に合ったカスタマイズができる
・一般的なキーボードではできない”同時押し”で最高速度が出せる
デメリットとしてノートパソコンを使用している方はパンダグラフ方式(キーストロークが短く、キーを打った時に音がパチパチするような感触)に慣れていることが多いです。
リアルフォースはパンダグラフ方式がありませんのでやはり、デメリットになります。
また、デスクトップ用のキーボードからリアルフォース55g(リアルフォースの中で1番重いタイプ)に買い換えたとしてもキータッチがかなり軽いので慣れるまで時間がかかります。ここで使いにくいと感じる方も中にはいらっしゃいます。
そして1番のデメリット=価格です。僕も購入するまでは本当に「高すぎや・・・。」と思っていました。
買ってから毎日使い続けて価格以上の価値があると実感した瞬間がありました。
というのも当時のリアルフォース106は1万7千円程で壊れることなく2020年まで10年使ったので月額およそ70円という計算だったからです。
次に高級キーボードのリアルフォースのメリットについてです。
ACPチェンジャー付きでは自分に合ったカスタマイズが出来るので商品とのミスマッチを減らすことができ、同時押し機能での最高速度アップは自分のモチベーションの向上にも繋がります。
仕事や趣味でインターネットを普段から長時間使う方には疲れにくく、5000万回のキー入力耐久試験をクリアしているので長く愛用できるのも良いですね^^
僕自身はリアルフォースのキーボードは高級なのもあり自宅用1枚だけですが、予算に余裕がある方は仕事用とプライベート用の2枚持っている方もいますw
その後、今年の春に10年間使用したリアルフォース106のキーボードは売却して新しいリアルフォースを購入するための資金に充てました。
インターネット上で購入を決めたのはリアルフォースの商品クオリティを以前から知っていたのと楽天ポイントを獲得してより安く購入したかったからです。
当然ながらリアルフォースの種類や色については人それぞれ選ぶ基準(値段・機能性)や見た目の好みがありますよね。どうしようか迷っている方は下記の商品ページで比較していただけたらと思います。
まとめ
リアルフォースのキーボードについてまとめてきました。
「リアルフォースを購入しようかなー?どうしよう・・・」
と迷っている方の参考になればと思います。
繰り返しになりますがリアルフォースを選ぶポイントは
・MacかWindowsかゲーミングか自分のパソコンに合ったものを選ぶ
・値段が高価なので、自分が仕事やパソコンを使う上で必要な機能かどうかを考える
・値段を安く抑えたい場合はフリマアプリやオークションで探してみるのもアリ
・新品が欲しいけど自分に合うかわからないと不安な場合は一部店舗の大型のビッグカメラやヨドバシカメラで試し打ちできる店舗を確認する
静粛性やAPC、テンキーなどが付属しているリアルフォースは当然値段が増しますのでそこのところは自分の予算と相談ですね・・・。
10年間使用したリアルフォース106とお別れするのはなんだか少し寂しい気持ちになりましたが、状態が良かったのでメルカリでは定価のほぼ半額弱くらいの値段で売却することができました。春から新しいリアルフォースになり、気持ちも心機一転しました^^
リアルフォースシリーズの1枚があなたのタイピングを変えていけたらそれ以上嬉しいことはありません^^ 購入したら最低10年は使っていきたい1枚です!


