「代わりはいくらでもいる」と上司から言われたらとてつもなく腹が立ちますよね。
上司が本音でそう思っているのか。
あなたの悔しさを引き出そうとしているのか。判断するのは難しいところです。
当記事では「代わりはいくらでもいる」と言われた時の上司の心理と今後の行動策についてまとめています。
・「代わりはいくらでもいる」発言をする上司の心理
・「代わりはいくらでもいる」発言への見方
・「代わりはいくらでもいる」と言われた時の行動策
当記事を読むと「代わりはいくらでもいる」と言われた時の行動策について考えることができます。
確かに言われると腹が立ちますが、後悔しないように冷静に行動に移してほしいと思います。
順番に見ていきましょう。
「代わりはいくらでもいる」発言をする上司の心理
「代わりはいくらでもいる」と発言する上司の心理はどのようなことが考えられるのでしょうか。
考えられる下記3つの心理について順番に見ていきましょう。
・ムキになっている
・上司のホンネ
・仕事に対して悔しさを持ってほしい
ムキになっている
仕事で上司と部下との間にすれ違いが起こり、言い合いになってしまうと思わず口にしてはいけない言葉がでてしまうことがあります。
自分より仕事ができない部下に対して「代わりはいくらでもいる」などのように暴言に近い言葉を発する上司も居ることでしょう。
本心では「代わりはいくらでもいる」と上司は思っていないことも考えられます。
なので自分が現在の職場においての立ち位置や仕事を請け負っている量などを客観的にみて組織の主要ポジションを任されているのであれば「私の代わりはいくらでもいる」と深く考える必要はないでしょう。
上司のホンネ
「お前の代わりはいくらでもいる」と上司の本音の場合があります。
上司の本音かどうかを判断する基準は
・周りの人の意見
・上司の態度
上記2つです。
周りの人の意見が
「あの人の仕事は誰にでもできる」と感じられていて
なおかつ上司の態度が自分に厳しい場合は
上司が本音で「お前の代わりはいくらでもいる」と言っている可能性も高くなるでしょう。
仕事に悔しさを持ってほしい
「代わりはいくらでもいる」と言われるととても腹が立ちますし見返してやろうとそう思う方もいらっしゃるでしょう。
信頼を寄せている部下に対して「代わりはいくらでもいる」という発言は裏を返せば
もっと仕事を覚えてほしい。信頼を寄せている部下にしかできない仕事をこなして欲しい。と思っている上司もいると思います。
特に長期期間勤務している部下であれば「少しのことで退職しないだろう。
負けん気がある」と人間性を見抜いて「代わりはいくらでもいる」発言しているとも考えられます。
「代わりはいくらでもいる」発言への見方
「代わりはいくらでもいる」発言をされたときに
「本当に自分の代わりはいるのだろうか?」
と疑問に感じる人もいれば
「自分の代わりは他にもいるんだな・・・。」
と悲しい気持ちになってしまう人もいるでしょう。
代わりはいくらでもいると言われる方はよく上司から怒られたり詰められたりする方も多いでしょう。
下記記事も参考になりますのでよければ参考にどうぞ。
悔しいですが会社は組織で成り立っているので一人が会社を辞めても経営が傾いたり、倒産したりすることは極めて低いと考えられます。
しかも求人をかけてすぐに労働者が殺到する企業であれば問題ありませんし、かかるのは人件費等のコストのみです。
ただし、人手不足の場合に「代わりはいくらでもいる」発言をする上司は少し目先のことを考えられてないでしょう。
求人で募集を行っていても人手不足の現状を大きく変化させることは困難です。
今後、上司である自分の負担が増えることを考慮できていないということが容易に分かりますよね。
「代わりはいくらでもいる」と言われた時の行動策
「代わりはいくらでもいる」と言われた時の行動策は下記2つだけです。
・仕事で成果を出す
・退職する
1つずつ解説していきます。
退職する
代わりはいくらでもいる訳ですから退職するのも行動策の1つです。
ただし、注意点があります。
今後の転職活動や生活について考えてから行動すること
代わりなんていくらでもいると言われ腹が立ってすぐに会社を退職した。
しかし、今後の転職活動や生活について全く考えていなかった・・・。
では後悔してしまう可能性が高いですよね。
なので一度代わりなんていくらでもいると言われてもそこはグッとこらえて我慢して、本当に辞めてやると決心したのであれば今後の転職活動や生活に関して計画を立てた上で行動に移しましょう。
仕事を辞めたいと思った時は下記記事も参考にどうぞ。
仕事で成果を出す
2つ目の対策法は仕事で成果を出すことです。
人によっては時間がかかる内容かもしれません。
「代わりはいくらでもいる」と言わせないくらいの仕事量をこなし、会社にとって必要な存在を目指すのです。
代わりはいくらでもいると言われた上司の上に立つことで大きな仕返しができることでしょう。
ただ、上司から目の敵にされる可能性や自分自身がプレッシャーを感じすぎて体調を壊してしまう危険性も考えられます。
仕返しだけを念頭に考えるのではなく、その他起こりうる可能性も考慮した上で長い目でみて仕返しをしましょう。
まとめ:「代わりはいくらでもいる」はモラル違反
代わりはいくらでもいるという発言は個人的にモラル違反ではないかと考えています。
仕事をする上で個人のやり方やスピード、考え方は様々です。
”全く同じ代わりの人”って存在しませんよね。
「代わりはいくらでもいる」と言われた方は気持ちも落ち込むことがあるかと思いますが2つの対策方法について少しずつ実践して欲しいと思います。
代わりはいくらでも言われたから今後はどのように行動していくのか。
ということを突き詰めて考え、行動することがあなたの今後の仕事ライフを変化させることにつながると考えています。
他の人からも頼りにされて自分にしかできない仕事。
そんな仕事がたくさんもてることをお祈りしています。