「退職することを決めたけど会社に伝える理由をどうしよう・・・」
「退職理由に親の病気を理由にするのは大丈夫なのかな?・・・」
退職する時に悩んでしまった経験はありませんか?
こんにちは。20代で転職経験があるたぬきちです。
僕が転職する時には退職する時に会社の不満や事実を会社に伝えるか親の病気を理由にしてその場をしのぐかなど悩んでしまうことがありました・・・。
僕の経験も踏まえて退職理由を親の病気にするのはどうなのか?ということに重点を置いてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んで親の病気で退職を考えている方の参考になれば嬉しいです。
目次
知っておきたい5つの退職理由

退職理由を考える時にどんな退職理由があるのだろう?と考えたことはありませんか?
できれば円満退社で個人的なことはあまり聞かれたくない・・・という方もいるのではないでしょうか。
そこで知っておきたい5つの退職理由をまとめました。
・一身上の都合 ・妊娠
・結婚 ・体調不良(うつ病)
・会社や人間関係 ・親の病気
上記5つの退職理由のなかで一身上の都合、妊娠、結婚などが一般的であるのに対し、会社や人間関係が嫌だということは退職理由として使わない方がいいでしょう。
理由は職場の人の気持ちを害しますし、辞表を出してから30日は働かないといけないからです。
では親の病気や介護を理由として使うのはどうなのでしょうか?
退職理由に親の病気を使うのはアリ?
ただし、問題なのは
・「会社が嫌だから退職する」
・「上司が嫌いだから退職する」
・「労働時間がヤバいから退職する」
のような会社側に問題があって自分が退職するときに「親の病気や介護」を退職理由として嘘をついても大丈夫か?ということです。
結論から言えば法的にも問題ありませんし、嘘をついても問題ありません。
嘘をつくことは良くないことですが、会社側の問題を直接退職理由にするのであれば親の病気や介護を退職理由の方が適切ですよね。
「退職理由は親の病気です」と嘘をつく前に・・・

「退職理由は親の病気」と嘘をついて辞表を出した。
その数日後に上司から
上司:「親の病気で会社辞めるんだよね?何の病気?」
自分:「・・・。」
病名を答えられないと詰んでしまいます・・・。
なので退職理由を親の病気だと嘘をつく前に
・親の病気はどんな病気なのか
・親の病気の期間はどれくらいなのか
・親はどこの病院に通っているのか
・親の健康状態
などもし聞かれても応答できるように答えを用意しておきましょう。
一般的に親の病名の診断書などの提示をさせる企業は無いかと思います。万が一診断書の提示を求められた時には「聞いておきます。」など話をにごす方向性でOKです。
プライバシー上個人に介入される必要はありませんから。
親の病気を退職理由にした時の例文

親の病気を退職理由にした時に例文を1つご紹介します。
なかなか自分ではうまく伝えられなかったりすることもあるかと思うのでよければ参考程度にお目通しください。
3ヶ月ほど前から具合の悪かった母親が年齢を重ね、体力が日々衰えてひとりで暮らしていくことが困難になりました。そこで私が母親の病気の看病をすることを決意しました。
今までは残業や出張などの仕事に自由に対応できたのですが、今後は病気の療養する時間が必要になるかと思います。
長期の休暇や時短勤務など社内の方にご迷惑がかかりますので、一旦、仕事を離れて余裕を持って母親に寄り添いたいと思います。
突然ですが6月末を目途に退職させていただきたいので、ご了承下さいませ。
上司に口頭で伝えるためにそのまま使っていただいても大丈夫ですし、辞表を提出する際に使用していただいても構いません。
「親の病気」と「親の介護」退職しやすいのは?

親の病気で退職するという理由に対して親の介護で退職するということがよく挙げられます。
どちらの方が会社をスムーズに退職しやすいのか。気になりますよね。
大きな違いは「介護休暇があるかどうか」です。
「親の介護で退職します」と言った時に会社から介護休暇を提案される可能性があるので介護休業だけでは足りないことを伝えるのも1つの方法です。
また、「親の病気で退職します」と言った時も同様に
「親の病気って何の病気?大きな病気じゃなければ別に退職する必要がないんじゃない?」
と言われる可能性があります。
どちらも会社側が人材不足や戦力として退職されては困ると感じたら、退職させない方向に提案してくるので一概にどちらが退職しやすいかというのは難しいと言えるでしょう。
「退職理由は親の病気です」と嘘をつくのが嫌な方へ

でもどうして退職理由が親の病気であることを嘘をつくことが嫌な方もいらっしゃると思います。会社の人を騙しているようで気が気でいられない・・・と感じますよね。
そんなときには冒頭でお話した以下の退職理由です。
・一身上の都合
・体調不良(うつ病)
・会社や人間関係
職場の中でありがちな退職理由ですので無理やり嘘をついていないので罪悪感が残りにくいのでおすすめです。
また、退職代行を利用するのも一つの選択肢です。
退職代行は金額が少し高額になるデメリットがあります。
メリットとしては
・「もう会社の人と顔合わせをしたくない」
・「退職理由を無理に考えたり口頭で言いたくない」
・「サラッと仕事を辞めたい」
と言った時に役立ちます。
まとめ
いかがでしたか。
「退職理由は親の病気です」と嘘の退職理由を会社に伝える時には事前に問われることを考えておく必要があります。
会社の悪口や上司の陰口を退職理由として伝えるのはモラル面も問われますし、退職までの期間仕事がしずらくなるなど問題点が多くなりますよね。
あなたが今の会社で円満退社できることをお祈りしています。

