朝礼スピーチを職場で話すことが難しいと感じたり頭が混乱してしまうことはありませんか?
いくら会社内の人だからと言っても人前で話すのは緊張してしまいますよね。
この記事では朝礼スピーチをスムーズに行うための4つの構成のコツをご紹介しています。
・朝礼スピーチを上手に構成する4ステップ
・朝礼スピーチの構成サンプル
・朝礼スピーチ前にやっておきたい3つのこと
朝礼スピーチを上手に構成する4ステップ

朝礼スピーチを構成する手順は4つのステップを行うことです。
①ネタ探し
②内容の整理
③感想からの意識づけ
④実際の仕事内容に繋げる
概要を簡単に説明すると
まずは、朝礼スピーチのネタ探しから始め、選んだ朝礼ネタから内容を整理して簡潔にまとめます。
次に自分の感じたことや社員に意識してほしいことを伝えます。(当事者意識をもってもらえたり、自分への意識づけのために効果的です。)
最後に社内の仕事内容に繋げます。自分のがんばりや、職場内気づいたことなどに焦点を当てると職場ないの人も感じ取りやいですしイメージしやすくなります。
①ネタ探し
まずは朝礼スピーチのネタ探しから始めます。
「木戸に立てかけし衣食住」から考え、今回は
「スポーツネタ」から
「フィギュアスケートの羽生選手のニュース」で作成します。
②内容の整理
朝礼スピーチのネタが決まったら、話す内容の整理を行います。
今回の「フィギュアスケートの羽生選手のニュース」を時系列でまとめてみると
・ショートプログラムで残念ながら7位だった
・その後のフリープログラムで総合得点トップを取り逆転優勝
・羽生選手のインタビューで諦めないことの大切さを語っていた
こういった形に整理することができます。
③感想からの意識づけ
朝礼スピーチのネタのまとめが終わったらその時自分が感じたことや社員に意識してほしいことを伝えます。
私は今朝のニュースから「決して諦めないことの大切さ」を学びました。
営業ではお客様第一に考えて行動していますがなかなか成果につながらず落ち込んでしまう月があります。そんなときでも決して諦めずに仕事に臨んでいきたいと思います。
④実際の仕事内容に繋げる
自分の意気込みを語った後は実際の仕事内容にどう繋げていくかを話してしめくくります。
今後、営業ではお客様との契約を円滑に行う工夫(お客様のニーズや悩みを聞く)や積極的に新しい契約の提案を行うことを心がけていきたいと思います。
この部分はすこし抽象的な内容の方が良いです。具体的すぎると仕事内容がわからない人には退屈に感じますし、朝礼スピーチの中で長々と話をすることは好ましくありません。
朝礼スピーチの構成サンプル

次に先ほどご紹介した朝礼スピーチを4つの構成をベースにしたサンプルを作りました。
例)
おはようございます。
昨日の羽生結弦選手のフィギュアスケートについて朝礼スピーチを行います。
今朝のスポーツニュースで羽生結弦選手のフィギュアスケートの試合結果を見ました。
ショートプログラムで残念ながら7位という結果でした。しかし、その後のフリープログラムで素晴らしい演技を披露し総合得点トップを取り逆転優勝しました。羽生選手はインタビューで「決して諦めないで自分の演技をする事が大切です。優勝できてよかったです。」と話していました。
私は今朝のニュースから「決して諦めないことの大切さ」を学びました。
営業ではお客様第一に考えて行動していますがなかなか成果につながらず落ち込んでしまう月があります。そんなときでも決して諦めずに仕事に臨んでいきたいと思います。
今後、営業ではお客様との契約を円滑に行う工夫(お客様のニーズや悩みを聞く)や積極的に新しい契約の提案を行うことを心がけていきたいと思います。
青字:ネタを簡潔にまとめた文章
赤字:自分の思いや感じたこと
緑字:具体的に仕事にどうつなげていくか
形にはめることで朝礼スピーチの構成が苦手な方でもしっかりした文章が出来上がりますよね。
今回は一例をご紹介しましたが、朝礼ネタの内容によってボリュームを増やしたり減らしたりすることもできます。
朝礼スピーチ前にやっておきたい3つのこと

①態度や話し方の見直し
朝礼スピーチのコツとして”態度や話し方”を意識するかしないかで周りの雰囲気はガラッと変わります。
自分に”癖”がある人は注意が必要です。悪い癖(髪をいじったり、手がブラブラしたり)が出ないようにしておきましょう。
また、朝礼スピーチを行う前に元気よく
「おはようございます!!!!!」と言ったら
「おぉ、元気だな!」と周りのやる気やモチベーションがアップします。
逆に「おはようございま〜す」と言ったら
「やる気あるのかな?」と良くない雰囲気になることもあります。
当たり前のことですが明るく!元気よく!朝礼スピーチをすることを心がけましょう!
②事前練習
朝礼スピーチでは事前練習も欠かせません。
僕の経験談になりますが同僚の朝礼スピーチが「内容が即席だな・・・練習してないな・・・」というものがありました。
事前準備せずネタもネットでパパッと調べた感じがすごいするんですよね・・・。
他の人職場の人はどう感じていたのかはわかりませんが。
朝礼スピーチ前に事前練習を2〜3回でも行なっていると
・「あの〜」
・「えっと〜」
などの聞き手がうんざりするような無駄な言葉も減るので
本番でも自信がもてるようになります。
③時間管理
朝礼スピーチの事前練習を行なっていると時間管理も出来るようになります。意外と大事なポイントです。
というのも、朝礼スピーチって企業にもよりますが
・「1分間の朝礼スピーチ」
・「3分間の朝礼スピーチ」
など時間が異なりますよね。
そんな時、内容が濃くてスピーチが長すぎると思った時は思い切ってカットし、逆に短すぎると思った時は文章に肉付けして調節することが大切です。
まとめ:朝礼スピーチ成功のコツは事前構成
朝礼スピーチの構成のコツについてまとめてきました。
職場で朝礼スピーチを話すときに話がまとまらなかったり、
「えーっと・・・」などの雑語が繰り返されると相手側も退屈に感じてしまいます。
朝礼スピーチを成功させるためには事前に構成して話す順番をイメージしておくことが大切です。
今後、「職場で朝礼スピーチがスムーズに話せる人」になれたら良いですね^^

