「タイピング初心者で練習方法がわからず、いくら練習しても速くならない・・・。」
「タイピング初心者は何から練習を始めればいいんだろう?」
と悩んでいませんか?
こんにちは。e-typing技能検定1級所持者のたぬきちです。
当記事ではタイピング初心者に向けの練習方法を丁寧にご紹介しています。
・タイピング初心者が正しい練習方法を実践する前に
・タイピング初心者が行うべき3つの練習方法
・タイピング初心者が間違えやすい練習方法
従来、人差し指2本で手元を見ながらタイピングをしていた僕が画面を見ながらタイピングができるようになった方法なので記事の信頼性は高いと言えます。
順番にみていきましょう!
タイピング初心者が練習方法を実践する前に・・・
タイピング初心者に効果的な練習方法を実践する前に必ず読んでいただきたい大切なポイントが3つあります。
・キーボードを見ない
・ホームポジションの重要性
・モチベーションの大切さ
上記3つです。順番にみていきましょう。
タイピング初心者はキーボードを見ないこと
「いきなりキーボードを見ないなんて無理!!」
と思われる方も多いことでしょう。
確かにキーボードをいきなり見ずに打つことは難しいです。
しかし、タッチタイピングができる人はキーボードを見ていませんよね。
タッチタイピングができる人はキーボードを見ずに打ち続ける練習を積み重ねているからこそできる技なんです。
仮にタイピング初心者がキーボードを見ながら練習をしているとキーボードを見ることが癖になってしまい、いつまで経ってもブラインドタッチができるようになりません。
タイピング初心者の方は最初は遅くても良いのでキーボードを見ずに画面を見ながらタイピングするところから始めましょう。
ホームポジションの重要性
タイピング初心者の方は打ちやすい指で打つ「自己流タイピング」を行うことが多いです。
ではわざわざホームポジションが設定されているのはどうしてでしょうか。
基本事項とメリットデメリットについてみていきましょう。
ホームポジションの基本は
左手の人差し指を”F”に置き、右手の人差し指を”J”に置きます。
そこから左右に沿って中指〜小指をおきます。
下記に画像を貼りましたので参考にしてみてください。
左小指 | 水色 |
---|---|
左薬指 | 緑色 |
左中指 | 黄緑色 |
左人差し指 | 黄色 |
右人差し指 | オレンジ色 |
右中指 | 赤色 |
右薬指 | ピンク色 |
右小指 | 紫色 |
ではこのホームポジションはブラインドタッチを行う上で必ず最適なのでしょうか。
ホームポジションのメリットとデメリットについてみていきましょう。
ホームポジションのデメリット
ホームポジションのデメリットは2点あります。
・小指や薬指が使いづらい
・自己流よりも習得するまで時間がかかる
タイピングが自己流の方であれば人差し指や中指を使うことがほとんどですよね。
ホームポジションは普段使わない小指や薬指を使うため、指が動かしにくいと感じたり、タッチタイピング取得に時間がかかってしまうのが大きなデメリットだと言えます。
今まで自己流でタイピングを行なってきた方からするとホームポジションにわざわざ戻すことは習得まで時間がかかってしまうのでデメリットになります。
ホームポジションのメリット
ではホームポジションでタイピングをするメリットはどうなのでしょうか。
・タイピングする時の指を動かす範囲の縮小と時間短縮
・ブラインドタッチした時の見栄えが綺麗
ホームポジションでタイピングするメリットは見栄えが綺麗。
そしてタイピングするときのキーからキーへの移動の時間が短縮されます。
タイピングするときのキーの移動距離が短くもなるのでミスタイプが減るのも大きなメリットだと言えます。
モチベーションの大切さ
僕はタイピング初心者の方に向けてタイピング練習のコツを伝えたり一人一人に合わせた練習メニューを考え、指導してきました。
タイピング指導の際、モチベーションは大切だと必ずお伝えしています。
僕が指導してきてタイピング初心者の方に多いと感じた心境が下記3つです。
・タイピングの打ち込み練習を途中で辞めてしまう
・タイピング力が上がらずに落ち込む
・タイピングの練習方法が自分に合っていない
中でもタイピング練習の打ち込み作業が苦痛で途中で辞めてしまう方はかなり多かった印象です。
当然タイピング練習を辞めてしまえば上達もせずに終わってしまいます。
だからこそ
・今日のタイピング練習は1時間頑張った!
・1週間前よりもタイピングに慣れてきた!
というようにモチベーションを大切にして練習に励んで欲しいと思います。
タイピング練習へのモチベーションが上がらずマンツーマンでのアドバイスを欲しいと考えている方は下記サイトにてタイピングの指導を行っていますのでよければどうぞ。
タイピング初心者に効果が出る3つの練習方法

タイピング初心者が効率よくブラインドタッチを習得するためにおすすめの練習方法をご紹介していきます。
僕がブラインドタッチをマスターするまでに行った練習方法を具体的に解説しているのでタイピング初心者の方でもこの3つの手順を守って練習することでタイピングができるようになることをお約束します。
①”行”に絞ったタイピング練習
ローマ字打ちのタイピングは約30のキーを覚えなくてはならず、普段使わない小指や薬指を動かすことも出てきます。
タイピング初心者の方はいきなり単語練習や長文練習を行うよりも「あ行」、「か行」など初めは”行”を絞ったタイピング練習を行い、指の動かし方に慣れることが大切です。
タイピングの練習課題をご用意しましたのでホームポジションの決められた指で下記の”行”を打ってみてください。
あ行 | あ う え い あ お い う え う |
---|---|
か行 | か く け こ き か き く こ け |
さ行 | さ す せ そ し そ す さ せ し |
た行 | た ち て と つ ち と た て つ |
10分もあれば何回か繰り返し練習ができますよね。
「た行」まで終わったら引き続き「な行」「は行」と段々を練習メニューを増やしてメモ帳に打ち込んでいきましょう。
②単語・短文のタイピング練習
ある程度「あ行、か行・・・わ行」などが打てるようになってきたら単語や短文のタイピング練習を行なっていきます。
ここで単語や短文練習を行う前に前述した各行のタイピング練習をしっかり行っておくとつまずく可能性が低くなります。
各行のタイピング練習をしっかりと行ってから単語や短文のタイピング練習に移行すると
「あっ、またこの文字出てきた」
と感じるようになります。
各行を練習してきた成果がここで発揮されるわけですね!
なぜなら単語や文章は今まで行なってきた”行”の打ち込みのタイピング練習の各行からランダムに出てくるものだからです。
単語や文章の練習はメモ帳に打ち込むより無料のタイピングソフトを使って練習することをおすすめします。
理由は少しでも楽しくタイピング練習を行うためです。
タイピングソフトのおすすめは下記記事にて詳しく解説しています。

③長文のタイピング練習
単語や短文が打ててきたら長文練習に移ります。
単語や短文の延長線上なので長文のタイピングに関しては大きな難易度が上がるわけではありません。
タイピング初心者が間違えやすい練習方法

タイピング初心者がいくら頑張っていても練習していてもタイピングが上達しないのはたった1つの決定的な理由があります。
それは
「キーボードを見ながらタイピングしている」
ということです。
タイピング初心者の方の多くは下記の練習方法を行なっていませんか?
①画面に表示された日本語をみる
②キーボードを見る
③文字入力をする
タイピング初心者の方を数多く指導してきましたが
キーボードを見ながらタイピング練習を行っている方がとても多いです。
冒頭でもお伝えしましたがキーボードを見ながらタイピング練習を行なっているとキーボードをチラチラみる癖が抜けずにいつまでたってもタッチタイピングが習得できません。
キーボードを見ることが1文字入力するだけでは大きな時間ロスにはならないと考える方もいらっしゃると思いますが長文や数分間タイピングを行なっていると大幅な時間ロスに繋がります。
キーボードを見ながらタイピング練習を行なっている方がいきなりキーボードを見ない練習に切り替えたら一時的にタイピング速度は低下します。
しかし、キーボードを見ずタイピング練習を続けていると頭でイメージした文字が瞬時に打てるようになるので結果的にキーボードを見ながらタイピングする時に比べ大幅に早くなります。
まとめ:タイピング初心者は反復練習が大事

タイピング初心者の方に向けた練習方法についてご紹介しました。
タイピング初心者の方は正しい練習方法でコツコツと反復練習を行うことが大切です。
なぜならタイピングのプロは1日8時間も練習しているんです。練習量の差は明確ですよね。初心者からタイピングができるようになるには反復練習が必要不可欠です。
僕自身もタイピングを始めて10年が経過しますが楽しみながらプレイした楽曲は2万曲を超えています。
タイピング初心者時代の頃は繰り返しの練習が退屈で挫折する人も多いです。
なので冒頭でご紹介したモチベーションも大切になってくるんですよね。
毎日10分でもいいのでキーボードに触れて練習を行っていきましょう^^


