「タイピングすると手首が痛い」「肩がこる…」そんな疲れ、感じていませんか?
長時間のパソコン作業は、正しい姿勢や環境が整っていないと体に大きな負担をかけます。
この記事では、部位別の疲労原因と対策、そして実際に役立つおすすめグッズを厳選してご紹介しています!
きっとあなたの悩みも軽くなるはずです。ぜひ最後までご覧ください^^
タイピングで疲れるのはなぜ?原因を解説
タイピング作業で腕や前腕が疲れるのは、長時間同じ姿勢を続けたり、手首や指に過度な負担がかかることが主な原因です。
また、キーボードや机・椅子の高さが合っていない場合や、力を入れすぎてキーを打つクセがあると、筋肉や腱に余計なストレスがかかります。
このような状態が続くと、腱鞘炎や肩こり、首の痛みなどの症状にもつながるため、早めの対策が必要です。
腕・前腕・手首が痛い・疲れる人の主な悩み
タイピングで腕や手首が痛くなる人の多くは、以下のような悩みを抱えています。
・長時間作業すると手首や前腕がだるくなる
・指先や手のひらにしびれや痛みを感じる
・肩や首まで疲労が広がる
・作業後に手が重く感じる
これらの症状は、日常的なタイピングの積み重ねによって悪化することもあるため、早めのケアが大切です。
左手が疲れる原因
タイピングにおいて左手の「A」と「E」は母音でよく使用されます。
右手よりも母音の数は1つ少ないですが左手の方が疲れやすいです。理由は日本語には受け身表現(〜られる、〜されるなど)が多用されたり、小指で動かしづらい母音の「A」の使用頻度が高いためです。
左手小指単体で個別に打とうとするとぎこちなくなってリラックスした状態で打つことができません。
対策方法は小指に向かって手首を外側に軽く傾けてあげることです。
右手小指が疲れる原因
右手の小指は使用頻度の低いキーや「p」が非常に打鍵しづらいため、疲れてしまいます。
対策方法は右手の小指のタイピング範囲を狭くする、右手小指を使用しないことです。
右手小指は左手小指と比べてもタイピングするキーの数が少ないので薬指で代用しても問題ありません。
右手が疲れる原因
右手は「U」「I」「O」と母音が3つもあるため、必然的にタイピングする量が多いです。
「U」「I」「O」の母音の位置はすべて上段のキーとなり、ホームポジションよりも一段上にあるので細かな動きをすることが多いです。
対策方法はホームポジションとキーボード上段を行き来して指が軽く曲がった状態でタイピングできているか見直すことです。
指が伸びた状態だとキーボードまでの距離が遠いので少し手前に寄せるようにしましょう。
タイピング作業で生じる体への負担とは
タイピングは一見軽い作業に思えますが、実は同じ動作を繰り返す反復運動です。
このため、手首や指の腱、前腕の筋肉に継続的な負担がかかります。
特に、手首を浮かせたまま打つ、または手首を固定しすぎると、筋肉が緊張しやすくなり、疲労や痛みの原因となります。
また、姿勢が悪いと肩や背中にも負担が広がり、全身の疲労感につながります。
タイピングで疲れない人との違い
タイピングで疲れにくい人は、正しい姿勢や手の使い方を意識していることが多いです。
また、キーボードや椅子・机の高さを自分に合うように調整し、無理のない打鍵を心がけています。
さらに、適度な休憩やストレッチを取り入れることで、筋肉や腱の負担を軽減しています。
疲れやすい人と疲れにくい人の違いを知ることで、自分に合った改善策を見つけやすくなります。
疲れやすい人 | 疲れにくい人 |
---|---|
姿勢が悪い・力みがち | 正しい姿勢・リラックス |
休憩を取らない | 適度に休憩・ストレッチ |
机や椅子が合っていない | 高さを調整している |
正しいタイピング姿勢で疲れを軽減しよう!
タイピングによる疲労を防ぐためには、正しい姿勢を身につけることが最も重要です。
背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態で作業することで、腕や手首への負担を大幅に減らせます。
また、椅子や机の高さ、キーボードの位置なども見直すことで、長時間の作業でも疲れにくい環境を作ることができます。
理想的なタイピング姿勢や調整のポイントについて詳しく解説します^^
理想的なタイピング姿勢のポイント
理想的なタイピング姿勢は、背筋をまっすぐに伸ばし、肩の力を抜いてリラックスすることが基本です。
椅子に深く腰掛け、足裏全体が床につくように調整しましょう。
肘は約90度に曲げ、手首は自然な角度を保つことが大切です。
モニターの高さは目線と同じかやや下に設定し、首や肩に余計な負担がかからないようにしましょう。
この姿勢を意識することで、長時間の作業でも疲れにくくなります。
・背筋を伸ばす肩の力を抜く
・肘は90度に曲げる
・手首は自然な角度足裏は床につける
・モニターは目線の高さ
タイピング時の手首・前腕の位置と高さ調整
手首や前腕の位置は、タイピング時の疲労を大きく左右します。
手首を無理に浮かせたり、逆に机に押し付けすぎると、腱や筋肉に負担がかかります。
キーボードの高さは、手首が自然な角度で置けるように調整しましょう。
リストレストやクッションを活用するのもおすすめです。
また、前腕が机と平行になるように意識すると、長時間でも疲れにくくなります。
長時間でも疲れにくい椅子や机
長時間のタイピング作業には、体に合った椅子と机の選び方が重要です。
椅子は高さ調整ができ、背もたれがしっかりしているものを選びましょう。
机の高さは、肘が自然に90度に曲がる位置が理想です。
足元にフットレストを置くと、さらに姿勢が安定します。
これらの工夫で、体への負担を最小限に抑えることができます。
デスクトップ使用時の疲れにくい姿勢
デスクトップ使用の疲れにくい姿勢のポイントは下記です。
・パソコン机:高さ65cm〜70cm程 お腹との距離は拳2,5個分程空ける
・ディスプレイ画面位置:目線より5~10度斜め下、距離は40cm程離す
・オフィスチェアー:深く腰かける
・キーボードは手を自然に前に出した位置
・肘は軽く曲がる程度(肩から肘は110度程)で脇は締めすぎない
ディスプレイ画面の位置が低すぎると首や肩に大きな負担がかかり、肩周りの筋肉が硬くなってしまいます。
ノートパソコン使用時の疲れにくい姿勢と対策
ノートパソコンはデスクトップと比較してキーボードとディスプレイが一体型なのでディスプレイと顔との距離が近くなりやすいため注意が必要です。
・ノートパソコンと顔の距離を50cm程離す
・骨盤を立てて座る
・肘は軽く曲がる程度(肩から肘は110度程)で脇は締めすぎない
ノートパソコンデスクトップとは異なり、フローリングに座りながら作業することもあるので猫背や座る場所にも注意しておきましょう。
左手・指先・キー配置を意識するポイント
タイピング時は、左手や指先の使い方、キー配置にも注意が必要です。
ホームポジションを意識し、各指が担当するキーを正しく使うことで、無駄な動きを減らせます。
特に小指や薬指は疲れやすいので、力を入れすぎないようにしましょう。
タイピング疲れないための練習方法
タイピングの疲れを軽減するには、正しい練習方法と習慣づけが欠かせません。
無理な力を入れず、リズムよく打つことを意識しましょう。
また、タッチタイピングを習得することで、視線の移動が減り、肩や首の負担も軽減されます。
効果的な練習方法や、疲れにくい打鍵のコツについて順番に解説していきます!
タイピング練習の正しいやり方と続け方
タイピング練習は、正しいフォームを意識しながら継続することが大切です。
まずはホームポジションをしっかり覚え、各指の担当キーを意識して練習しましょう。
無理にスピードを上げるのではなく、正確さを重視してゆっくり打つことから始めるのがポイントです。
毎日10分でも継続することで、自然と指が動くようになり、疲れにくいタイピングが身につきます。
タッチタイピング習得で仕事効率をアップ
タッチタイピングを習得すると、キーボードを見ずに入力できるため、視線の移動が減り、首や肩の負担が軽減されます。
また、入力ミスも減り、作業効率が大幅にアップします。
タッチタイピングは一度身につければ一生使えるスキルなので、早めに練習を始めるのがおすすめです。
オンラインの無料タイピング練習サイトやアプリを活用して、楽しく続けましょう。
疲れないキー打鍵と指先の動かし方
疲れにくいタイピングのためには、キーを強く叩かず、軽く押すイメージで打つことが大切です。
指先だけでなく、手全体をリラックスさせて動かしましょう。
また、手首を固定しすぎず、自然な動きで指を伸ばすことを意識してください。
このような打鍵方法を身につけることで、腱や筋肉への負担が減り、長時間の作業でも疲れにくくなります。
疲れにくいタイピングのためのストレッチ・休憩法
タイピングによる疲労を防ぐには、定期的なストレッチや休憩が欠かせません。
作業前後に手首や前腕をほぐすことで、筋肉や腱の緊張を和らげることができます。
また、作業中もこまめにリフレッシュすることで、集中力を保ちつつ疲労を蓄積しにくくなります。
効果的なストレッチや休憩の取り方を紹介しますで是非取り入れてみて下さい!
作業前後に効果的な前腕・手首ストレッチ
タイピング作業の前後には、前腕や手首のストレッチを取り入れることで、筋肉や腱の緊張をほぐし、疲労や痛みの予防につながります。
例えば、手のひらを前に向けて腕を伸ばし、反対の手で指先をゆっくり引っ張るストレッチや、手首を回す運動が効果的です。
1回10秒程度を数セット行うだけでも、血流が良くなり、作業効率もアップします。
毎日の習慣にすることで、慢性的な疲労の蓄積を防げます。
タイピング中にできる簡単リフレッシュ方法
長時間のタイピング中は、こまめなリフレッシュが大切です。
1時間に1回は手を止めて、肩を回したり、手首を軽く振るなどの簡単な動作を取り入れましょう。
また、目を閉じて深呼吸をするだけでも、全身の緊張がほぐれます。
これらの小さなリフレッシュを積み重ねることで、集中力を維持しつつ、疲労の蓄積を防ぐことができます。
タイピング時間と適切な休憩の取り方
タイピング作業では、適切なタイミングで休憩を取ることが重要です。
一般的には「1時間作業したら5~10分休憩」を目安にしましょう。
休憩中は、画面から目を離し、軽いストレッチや歩行を取り入れると効果的です。
このサイクルを守ることで、集中力が持続し、体への負担も大幅に軽減されます。
自分の体調に合わせて、こまめな休憩を心がけましょう。
作業時間 | 推奨休憩時間 |
---|---|
1時間 | 5~10分 |
2時間 | 15~20分 |
タイピング疲れ対策におすすめ!便利グッズ7選
タイピングによる疲労を軽減するためには、専用のグッズを活用するのも効果的です。
リストレストや高級キーボード、ゲーミングチェアなど、最新のアイテムを取り入れることで、作業環境が大きく改善されます。
ここでは、おすすえのタイピング疲れ軽減グッズを7つご紹介します。
疲れにくいキーボード
僕の1番のおすすめキーボードは東プレリアルフォースです。
当初、Windows XPの時代に純正のデスクトップ用キーボードを使用していましたがタイピング練習を日々繰り返し行なっていると時間が経つにつれてキーを押した時の重さが重いと感じるようになり、疲労につながっていました。
そこで東プレのリアルフォース30gを愛用し始めて15年。
僕も愛用していますがタイピングした時の指への負担の少なさが尋常じゃありません。
一度使ったら他のキーボードを使えないくらいようなフェザータッチが味わえます。
手首サポートアイテム
2つ目に紹介するのが手首サポートアイテムのリストレストです。
手首を浮かしたり折れ曲がっている状態でタイピング練習を行うと手首への負担が増えて疲れやすくなります。
そこで手首の疲れを軽減するためのアイテムとしてリストレストをご紹介します!
パソコン作業では夏場に汗ばむことがあるので丸洗いできる衛生面でも清潔なリストレストがおすすめです!
正しい姿勢で疲れ軽減!おすすめチェア
パソコンを使用している人の多くは猫背、前屈みになり首や腰に大きな負担がかかっています。
姿勢が崩れると、首・肩・腰に負担がかかり、集中力も低下します。
そこでおすすめなのが、体にフィットして正しい姿勢をキープできるゲーミングチェアや腰当てクッション。
長時間座っても疲れにくく、自然にブラインドタッチの姿勢も整います。
値段が少し張るものもありますが、「一度使ったら戻れない!」と感じる人も多く、在宅ワークや勉強にも活用できます。
目の疲れを軽減するディスプレイ
モニターを長時間見つめることで目がしょぼしょぼ…そんな経験、誰にでもあるはず。
タイピング練習でも集中力を奪われてしまいます。
目の疲労を軽減するためにモニターを1つインチアップすることが効果的で、視界がやわらかくなり、ドライアイの予防にもつながります。
目線移動が少なく、コンパクトで目も疲れにくいのが23〜24インチです。
外出先で使える!持ち運び便利な疲労軽減グッズ
外出先でもタイピングの快適さを保ちたい人には、ポータブルリストレストがおすすめです。
カフェや図書館などでも姿勢を崩さずに作業できるので、タイピング学習を毎日の生活に取り入れやすくなります。
コンパクトなものが多く、カバンに忍ばせておけるのも便利です。
まとめ|姿勢と便利グッズでタイピング疲れを防ごう
タイピング疲れは、正しい姿勢とグッズの活用で大幅に軽減できます。
長く快適に作業を続けるためにも、自分に合った環境づくりを意識してみてください。気になるアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。