「タイピングが早くなる方法って?効率よくタッチタイピングができるようになりたい!」と思っていませんか?
こんにちは。e-typing技能検定1級・延べ100人以上指導経験のあるたぬきちです。
ひとことで「タイピングが早くなる方法」といっても初心者・中級者・上級者・超級者によって異なります。
まずは自分がどのくらいタイピングができるのかを確認し、自分に合った練習方法を実践していきましょう。
「タイピングが早くなる方法」の前に現在地を確認!
まず初めに自分が一般的にどのくらいのスピードでタイピングができるのか?について把握しておきましょう。
自分のタイピングレベルを把握するためにおすすめなのがタイピング大手サイト「e-typingの腕試しチェック」です。
e-typing腕試しチェックのランク一覧表は下記記事から確認できます。
自分のタイピングレベルはどうでしたか?
下記判定を元にタイピングレベル分けをしましたので自分のレベルに合った記事の見出しにお進み下さいm(_ _)m。
D~E判定:タイピング初心者
B~C判定:タイピング中級者
A判定〜GOOD判定:タイピング上級者
GOOD判定〜Thunder:タイピング超級者
タイピングが早くなる方法【初心者編】
e-typingスコア:D~Eの方に実践していただきたいタイピングが早くなるための方法は3つあります。
理由と併せて下記記事にて詳しく解説していますのでよければ参考にしてみてください!
タイピングが早くなる方法【中級者編】
タイピング中級者(e-typingスコア:B~C)の方はわりとキーの位置をなんとなく覚えられているレベルかと思います。
さらにタイピングを早くするために
・「使用頻度の高い言葉の練習」
・「苦手ワードの洗い出し」
の2つを実践していきましょう。詳しく解説していきます。
使用頻度の高い言葉の練習
日常的にパソコンに向かって文字入力をしていると使用頻度の高い言葉が徐々にわかってくる様になります。
例えば、僕がビジネスメールを打つ際に使用頻度の高いと感じる言葉は下記です。
・お疲れ様です。
・お世話になっております。
・以上よろしくお願いいたします。
使用頻度が高い言葉は日頃からタイピングを行なっているので比較的タイピングスピードが早く得意ワードになることが多いです。
つまり、タイピングの最高速を叩き出せる可能性が高く、タイピング速度のトップスピードが向上する条件になります。
打ち方のコツはミスを恐れずに一気に打ち込む意識が大切です。
タイピング上達に最高速は必須事項です。
タイピング中級者の方は使用頻度の高い言葉を中心に練習を積み重ねていきましょう。
苦手ワードの洗い出し
タイピングを行っていると単語や文章など自分の得意不得意が明確に分かれてきます。
先ほどの使用頻度の高い言葉に対して苦手ワード対策をしてボトムアップし、タイピングを早くする方法です。
もし仮に苦手キーワードをたくさん作ってしまうとタイピングスピードの平均がガクッと下がってしまいます。
苦手ワードの対策方法は洗い出しを行ってから3分間集中的に単語や文章を打ち続けることです。
毎日少しずつ苦手ワードの練習を集中的に行なっていると指が慣れてくるのでスピードが早くなるのが実感できます。
タイピングが早くなるコツ【上級者編】
タイピング上級者(e-typingスコア:A以上)の方がタイピングが早くなるためのコツは3つあります。
・反射神経を鍛える
・考えないタイピング
・キーボードを変える
順番に見ていきましょう。
反射神経を鍛える
単語をタイピングするときに大きな差が出るのが反射神経です。
文章とは違い、画面上に映された単語をいかに早く読んで指を動かすかが肝心です。
タイピングの反射神経を鍛えるためには単語や一文字入力が効果的です。
「常に早く打とう!」という意識をもちつつ指を素早く動かすことで反射神経を鍛えることができます。
考えないタイピング
画面に表示された文章を読んだときに
「あのキーはどこだっけ?・・・」
と考えている時間が長ければ長いほどタイピングスコアは低くなります。
「何も考えずにタイピングをして!」とまでは言いません。
頻度が高い単語や文章をタイピングするときに勝手に指が動き始める。そんなタイピングが理想です。
キーボードを変える
「キーボードを変えただけでタイピングスピードは上がるの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。答えはYesです。
厳密に言うと自分のタイピングスピードは上がっていません。
ある高級キーボードは打ち込んだときの反応するタイミングを切り替えられるのです。
ある高級キーボードとは・・・東プレ社が販売しているリアルフォース(APC機能付き)です。
一言で言うと一般的なキーボードはキーを1番下まで押し込んだときに文字入力が行われます。しかし、APC付きのリアルフォースは押圧1.5mmで反応させることができます。
リアルフォースについては下記記事にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!
タイピングが早くなるコツ【超級者編】
超級者のタイピングが早くなるコツは下記2つです。
・最適化する
・同時押しを意識する
順番に見ていきましょう。
最適化する
まずは最適化について具体的に説明します。
通常、ホームポジションでタイピングを行っていると同じ指を2回使ってタイピングすることはよくあります。(例:ゆ ふ ぬ など)
実は同じ指を2回使ってタイピングするのは遅いんです。
一度使った指をまた振り下ろして打つ。
めちゃめちゃ細かいことですがタイピングスピードに差が出ます。
じゃあどうすれば良いのか。違う指で打つと早くなります。つまり最適化を行うのです。
先程の「ゆ」を打つ場合を例にとってみましょう。
右手人差し指2回使うのをやめます。
その代わりに右手人差し指で「Y」を。右手中指で「U」を押します。
流れる感覚で打てませんか?
上級者以上の方は必ず取り入れているのが最適化です。少しずつ練習してみてくださいね!
同時押しを意識する
キーボードで文章を入力するとカチャカチャ打つときに指を一定の高さまで上に持ち上げて指を振り下ろして打ちますよね。
指の高さを上げすぎると時間ロスにつながります。
さらに言うと押すときに1つのキーずつ押すよりも2つのキーをほぼ同時に押すことでタイピングスピードを上げることができます。
先程の最適化と同様に細かい部分ではありますができなければタイピングスピードは向上しません。
まとめ:自分のタイピングレベルに合った練習を
タイピングが早くなるためのコツについてe-typingのランクを元にレベル別でご紹介してきました。
タイピングがなかなか上達しない。早くならない。と悩んでいる方は今回ご紹介したコツを順序を守って実践してみください。
タイピング初心者の方が上級者のテクニックを取り入れてうまくいくことは少ないのでタイピングが早くなるために自分に合った方法を取り入れていきましょう。