「タイピングが早くなるコツってなんだろう?大切なポイントが知りたい!」
と思っていませんか?
こんにちは。e-typing技能検定1級・タイピング歴10年のたぬきちです。
人差し指2本でキーボードをガン見しながらタッチタイピングができなかった僕が画面を見ながらスムーズにタイピングができるようになったコツをご紹介します。
タイピングが早くなるコツは初心者・中級者・上級者によって異なります。
3つのパターンに分けて詳しく解説していきますのでご覧ください!
タイピングが早くなるコツを知る前に
タイピングが早くなるコツを知る前に自分自身が現状どのくらいのスピードでタイピングができるのかを知っておきましょう。
今回、自分のタイピングレベルを確認するために「e-typingの腕試しチェック」の平均値をベースにして考えていきたいと思います。
「e-typing腕試し」を受験したことがない方やスコアを算出したい方は下記記事から先に読んでおいてくださいね。
タイピングが早くなるコツ【初心者編】
タイピング初心者(e-typingスコア:D~E)の方がタイピングが早くなるためには正しい練習方法を行うことが大切です。
具体例を1つ出すとキーボードを見ながらのタイピングは間違った練習方法です。
初心者がタイピングが早くなるためのコツは下記記事にて詳しく解説していますのでそちらを参考にしてください!
タイピングが早くなるコツ【中級者】
タイピング中級者(e-typingスコア:B~C)の方がタイピングが早くなるためのコツは下記2つです。
・使用頻度の高い言葉の練習
・得意と苦手の洗い出し
詳しく見ていきましょう。
使用頻度の高い言葉の練習
日常的にパソコンに向かって文字入力をしていると使用頻度の高い言葉が徐々にわかってくる様になります。
僕がビジネスメールを打つ際に使用頻度の高いと感じる言葉は下記です。
・お疲れ様です。
・お世話になっております。
・以上よろしくお願いいたします。
使用頻度が高い言葉は日頃からタイピングを行なっているので比較的タイピングスピードが早い言葉に分類されます。
使用頻度の高い言葉をさらに練習を積み重ねると最高速を叩き出すことができるようになります。
タイピング上達に最高速は必須事項です。タイピング中級者の方は使用頻度の高い言葉を中心に練習を積み重ねていきましょう。
得意と苦手の洗い出し
タイピングを行っていると単語やワードによって得意不得意が明確に分かれてきます。
タイピング中級者の方は苦手キーワードを放置しがちです。
もし仮に苦手キーワードをたくさん作ってしまうとタイピングスピードの全体平均がガクッと下がってしまいます。
ですので放置はしないで欲しいです。
苦手ワードの対策方法は洗い出しを行ってから3分間集中的に単語や文章を打ち続けることです。
毎日少しずつ練習していると指が慣れてくるのでスピードが早くなるのが実感できます。
苦手ワードの克服はタイピングスピードのボトムアップに繋がります。
また、得意なキーワードは積極的にタイピングスピードを上げて打ち込むことが大切です。
「ミスをしてしまうかもしれないけど打てたら今までで1番早く打てる。」といった心持ちでタイピングを行いましょう。
得意なキーワードに関しては間違えずにタイピングを行い、最高速度を伸ばすことが重要になってきます。
まとめるとタイピングの得意不得意の両方からアプローチすることでタイピングスピードのい平均速度の向上が見込めます。
タイピングが早くなるコツ【上級者編】
タイピング上級者(e-typingスコア:A以上)の方がタイピングが早くなるためのコツは5つあります。
下記5つの中でも「同時押し」や「最適化」については超上級者の方(e-typingスコア:Good!以上)にも参考になっております。
・反射神経を鍛える
・考えないタイピング
・キーボードを変える
・最適化する
・同時押しを意識する
順番に見ていきましょう。
反射神経を鍛える
単語をタイピングするときに大きな差が出るのが反射神経です。
文章とは違い、画面上に映された単語をいかに早く読んで指を動かすかが肝心です。
タイピングの反射神経を鍛えるためには単語や一文字入力が効果的です。
「常に早く打とう!」という意識をもちつつ指を素早く動かすことで反射神経を鍛えることができます。
考えないタイピング
画面に表示された文章を読んだときに
「あのキーはどこだっけ?・・・」
と考えている時間が長ければ長いほどタイピングスコアは低くなります。
「何も考えずにタイピングをして!」とまでは言いません。
頻度が高い単語や文章をタイピングするときに勝手に指が動き始める。そんなタイピングが理想です。
キーボードを変える
「キーボードを変えただけでタイピングスピードは上がるの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。答えはYesです。
厳密に言うと自分のタイピングスピードは上がっていません。
ある高級キーボードは打ち込んだときの反応するタイミングを切り替えられるのです。
ある高級キーボードとは・・・東プレ社が販売しているリアルフォース(APC機能付き)です。
一言で言うと一般的なキーボードはキーを1番下まで押し込んだときに文字入力が行われます。しかし、APC付きのリアルフォースは押圧1.5mmで反応させることができます。
リアルフォースについては下記記事にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!
最適化する
「最適化とはなんぞや?・・・」
と思われた方もいらっしゃると思うので解説します!
通常、ホームポジションでタイピングを行っていると同じ指を2回使ってタイピングすることはよくあります。(例:ゆ ふ ぬ など)
実は同じ指を2回使ってタイピングするのは遅いんです。
一度使った指をまた振り下ろして打つ。
めちゃめちゃ細かいことですがタイピングスピードに差が出ます。
じゃあどうすれば良いのか。違う指で打つと早くなります。つまり最適化を行うのです。
先程の「ゆ」を打つ場合を例にとってみましょう。
右手人差し指2回使うのをやめます。
その代わりに右手人差し指で「Y」を。右手中指で「U」を押します。
流れる感覚で打てませんか?
上級者以上の方は必ず取り入れているのが最適化です。少しずつ練習してみてくださいね!
同時押しを意識する
キーボードで文章を入力するとカチャカチャ打つときに指を一定の高さまで上に持ち上げて振り下ろして打ちますよね。
指の高さを上げすぎると時間ロスにつながります。
さらに言うと押すときに1つのキーずつ押すよりも2つのキーをほぼ同時に押すことでタイピングスピードを上げることができます。
先程の最適化と同様に細かい部分ではありますができなければタイピングスピードは向上しません。
まとめ:タイピングが早くなるまで順序を守ること
タイピングが早くなるためのコツについてe-typingのランクを元にレベル別でご紹介してきました。
タイピングがなかなか上達しない。早くならない。と悩んでいる方は今回ご紹介したコツを順序を守って実践する必要があります。
タイピング初心者の方が上級者のテクニックを取得しようとしてもうまくいくはずがありませんよね。
スポーツや勉強と同様に基本ができていないと応用もできません。
自分のタイピングレベルを客観視して行うべきタイピング練習に取り組んでいきましょう。
少しずつ練習を積み重ねることできっとタイピングができる様になっているに違いありません。応援しています^^