タイピングに自信のある方や就職を有利に進めたいと考えている方はタイピング検定1級の取得も考えているかと思います。
こんにちは。e-typing技能検定1級、タイピング講師のたぬきちです。
当記事ではe-typingの「タイピング検定1級」についてどれくらいのタイピングスピードや正誤率があれば合格できるのか。タイピング検定1級を取得するとどんなメリットがあるのかなど詳しく解説しています^^
タイピング検定1級は自分のタイピング力を示す指標の1つとなるので取得したいと考えている方は是非最後まで読み進めて下さい^^
タイピング検定1級の難易度や各級との違いとは?
タイピング検定は一番上は特級から一番下は8級まで設定されています。
1級の難易度について他の級と比較していきましょう。
検定の種類と目安レベルについて
e-typing技能検定はe-typingが提供するe-typing masterというサイトで受験することができます。
e-typing検定資格の種類と概要についてまとめました。
科目/級 | 8級 | 7級 | 6級 | 5級 | 4級 | 3級 | 2級 | 1級 | 特級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
単キー | ○ | ○ | ○ | ||||||
カナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
単語 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
短文 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
長文 | ○ | ○ | ○ | ○ |
e-typing検定資格は各級によって出題される内容が異なります。
社会人であれば3級以上あればタイピングスピードに問題はないとされています。
下記表は3級以上のレベル目安です。
3級:タイピングが困らないレベル
2級:社会人のタイピング平均レベル
1級:タイピングスキル上級者
特級:タイピング超上級者
1級の特徴と他級(3級・2級・特級)との違い
ではタイピング技能検定1級は他の級と比較してどれくらい難易度が違うのかをみていきましょう。
下記表は各級の合格点をまとめました。
級 | 単語テスト | 短文テスト | 長文テスト |
---|---|---|---|
3級 | 200点以上 | 200点以上 | 200点以上 |
2級 | 250点以上 | 270点以上 | 280点以上 |
1級 | 300点以上 | 340点以上 | 360点以上 |
特級 | 360点以上 | 420点以上 | 450点以上 |
僕のe-typingのスコア一覧表の記事でもまとめていますが社会人平均のタイピングレベルは250〜300となっています。
つまりタイピング検定1級に合格するためにはprofessorランク程タイピングスピードが最低必要だということになります。
試験は緊張しますし、出題される単語や文章によってもスコアが大きく左右されるのでその点も加味しておきましょう。
タイピング検定1級は高難易度?|合格基準について

まず初めにタイピング検定1級の合格を目指すのであれば難易度や合格ラインなどの概要を知っておく必要があります。
下記項目について順番にみていきましょう。
・難易度と合格率
・試験科目と合格ライン
・受験場所
タイピング検定1級の出題範囲と科目・試験内容
タイピング検定1級は全部で「単語、短文、長文」の3科目あり、入力文字数は各科目ごとで異なります。
・単語:10文字前後✖️30例文
・短文:30文字前後✖️20例文
・長文:450文字前後✖️1例文
ざっくりですがタイピング検定1級の試験では約1050文字ほどタイピングすることを念頭に置いておきましょう。3科目続けて行う必要はなく、科目間で休憩をとってもOKです。
また、タイピング検定1級の合格ラインは下記です。
単語テスト:300
短文テスト:340
長文テスト:360
ポイント計算式
ポイント=(入力文字数-間違い文字数)*60/入力時間*正確率の2乗
※正確率=(入力文字数-間違い文字数)/入力文字数
ポイント計算式は少し複雑ですが正確率の2乗で割ります。e-typing同様に正誤率がかなり重要になってくることをしっかりと覚えておきましょう^^
タイピング検定1級の出題範囲と科目・試験内容
タイピング検定1級は全部で3科目あり、入力文字数は各科目ごとに異なります。
・単語:10文字前後✖️30例文
・短文:30文字前後✖️20例文
・長文:450文字前後✖️1例文
1級の試験では約1050文字ほどタイピングすることを念頭に置いておきましょう。
3科目続けて行う必要はなく、科目間で休憩をとってもOKです。
また、タイピング検定1級の合格ラインは下記です。
単語テスト:300
短文テスト:340
長文テスト:360
ポイント計算式
ポイント=(入力文字数-間違い文字数)*60/入力時間*正確率の2乗
※正確率=(入力文字数-間違い文字数)/入力文字数
ポイント計算式は少し複雑ですが正解数率の2乗で割るため、正確率がかなり重要になってきます。
単語・短文・長文の問題と採点基準について
試験科目は「単語・短文・長文」の3科目あり、採点基準が一番厳しいのが長文です。
理由は単語、短文よりも合格に必要なスコアが高いためです。
長文は単語、短文とは違い数字や記号、句読点など日頃からあまり使用しないキーも出てくるため戸惑ってしまうことも多いのが特徴です。
e-typing masterにて模擬試験が無料で受験でき、その中からランダムで出題されますので自分が間違えやすい部分を把握し、対策しておくことが大切です。
合格率や不合格になるパターンは?
タイピング技能検定1級の合格率は残念ながら公式サイトでも発表されていません。
あくまで1つの目安として僕がタイピング検定級1級を受験した際は平均8打鍵/秒で模擬試験で4回に3回合格することができました。
つまり1秒間に8打鍵できないと合格は難しい・・・。ということになります。
タイピング検定1級はe-typing公認の資格となるので正確性が高いタイピングができる方ほど合格率は高くなると知っておくと良いでしょう^^
また、各科目すべて合格点をクリアしなければ不合格となります。
単語、短文、長文 それぞれバランスよくタイピング練習を行う必要があります。
タイピング検定1級受験申込み方法|3ステップ解説
1.受験内容の確認
2.申込み手順
3.合格証の送付
試験が終了し、合格していれば自宅に合格証が送付されます。
合格証が送付されるまで合否は不明なのでハラハラドキドキしていました。
合格証と合わせて受験時のタイピングスコア(正誤率)も一緒に送られてきます。
【合格者直伝】タイピング検定1級対策|最短合格!

タイピング検定1級の試験問題は模擬試験をベースに作成されてるので模擬試験を繰り返し受験することが重要です。
1級に最短合格するためには模擬試験をベースとして練習を進めていくのが最も効率の良い方法とも言えます。
1.模擬試験の重要性
タイピング検定1級の過去問の傾向について解説していきます。
タイピング検定1級の本試験は模擬試験をベースに出題されます。
3~5種類の決められたお題からランダムに出題されるのでタイピング検定1級の受験前には繰り返し模擬試験を受験し本番に備えておくことが重要です。
模擬試験はイータイピングマスター模擬試験より無料で受験することができます。
2.最短合格を目指せ!模擬試験特化練習法
タイピング検定1級合格に向けて練習方法をお伝えします。
タイピング検定1級合格に向けての練習方法は下記手順がベストです。
1.タイピング検定1級模擬試験を受験
2.模擬試験で苦手な単語や文章、間違えた箇所の洗い出し
3.苦手な単語や文章、間違えた箇所を繰り返し間違えなくなるまでメモ帳へ打ち込み練習
4.1〜3を繰り返し行い模擬試験の全パターンを網羅
模擬試験から出題されることが多く、限られた範囲の中で問題慣れすることが合格への近道です。全パターンを網羅し、苦手箇所も克服する練習を重ねておくと大きな自信にも繋がります^^
タイピング検定1級の試験で最重要科目とは?
タイピング検定1級の受験科目は「単語」「短文」「長文」の3科目であると先ほどもお伝えしました。
その中で僕は最重要科目はズバリ「長文」だと考えます。理由は下記2つです。
使用頻度の低いキーは間違えやすい傾向があります。例えば句読点以外にも「x/c/v」などのキーは使用頻度が低いので覚えていない方も多いのではないでしょうか。
また、長文の出題文によっては数字入力のキーが含まれている場合があります。数字キーはキーボードのホームポジションから遠く、間違えやすい。そして他のキーよりも指の移動に時間を要してしまいます。
以上2点からタイピング検定1級受験対策には「長文」に重きを置いて対策をしていきましょう。
1級を目指す人へのアドバイスと今後のステップ
タイピング検定1級はタッチタイピングの資格の中でも難易度の高い資格です。しかしタイピング検定1級を持っていると仕事や転職、ビジネスで活かせる場面も多いです。
大切なのは
あなたはなぜタイピング検定1級を取得するのか?
という部分です。
資格は取得して終わりではなく、今後の自分がどういった場面でどうやって活かしていくかが大切です。
タイピング検定1級が役に立った場面【4選】

僕がタイピング技能検定1級を活かせた場面を紹介します。
今後、資格取得予定の方やどんな影響があるのか気になる方は是非参考にしてみてくださいね^^
タイピング講師実績をアピール
僕は現役でオンラインのタイピング講師(ココナラにて)として活動しています。
タイピング講師になるために資格は必須ではありませんが
・無資格のタイピング講師
・タイピング検定1級の経験豊富な講師
上記2人の講師を比較したときに大きく実績をアピールできるのは後者です。
タイピング検定1級の合格者としてタイピング講師の実績の一部として活用しています。
職場の人や受講生から尊敬される
タイピング検定1級所持していると職場の方やオンラインレッスンの生徒の方から
など嬉しいお言葉をいただく機会が増えました。
「1級」という肩書きはなかなかすごいみたいで非常に嬉しい限りです^^
仕事ができる人に見られる
タイピング検定1級は周囲の少しタイピングができるくらいの人には負けないレベルで事務処理や資料作成も全く困りません。
職場でビジネスメールを打っている際には8割以上の方に「打つのはっや!」と声をかけていただくことがあります^^
と返答すると
と言ってもらえる機会が増えました。
ビジネスで役に立った場面
僕はタイピング講師として活動する傍ら、ブログ運営やライティング(記事作成)業務も行っています。
中でもタイピング検定1級の肩書があれば記事作成スピードも速いので、取引先の方から記事納品のスピードが早いと評価していただいたこともあります。
Q&A|タイピング検定1級受験に関する疑問を解決
タイピング検定1級受験前の不安解消法【3選】
タイピング検定1級は一発合格を狙いたいですよね。読者の方にも是非一発合格を勝ち取ってもらいたいです!
それに伴って受験前にやっておいた方が良いことをまとめました!
・自身のタイピングレベルの把握と模擬試験の受験
・爪を切る
・冬場は極力避ける
まずは模擬試験をしっかり受験することが大切です。
例えば10回トライして10回とも1級の模擬試験で不合格になっている場合はタイピングレベルが合っていない可能性が高く、本番でも不合格になる可能性が高いです。
まずは自分が単語、短文、長文においてどれだけ模擬試験で合格できているのかを把握しておくことが大切です。
タイピングを行う時は爪が長いとタイピング音が気になってしまったり、他のキーに当たってしまってミスタイプになる可能性が高いです。受験前には必ず爪を切っておくようにしましょう。
また、冬場は手がかじかみやすくスムーズに動かしづらいです。ですので時期を変えるか暖まった室内で受験することをお勧めします!
不合格時の対策や再受験について
惜しくもタイピング技能検定不合格になってしまった場合や期間内に受講ができなかった場合の再受験などの救済処置はありません。
タイピング検定1級は履歴書でアピールできる?
結論から言うとタイピング技能検定1級は履歴書に書けます。
しかし民間資格で有名な資格ではないので職種によっては大きくアピールをすることは難しいと言えます。
もし、タイピング技能検定1級をアピールするのであれば
・プログラミングの打ち込みが早い
・ビジネスメール(事務処理)の処理が早い
など、タイピングができることは業務の効率化にもつながりますので就職先で活かせる場面と合わせて面接で伝えると効果的だと言えるでしょう!
まとめ|タイピング検定1級の最短合格を目指そう!

タイピング技能検定1級の難易度は高めですが資格取得できると得られるメリットも大きいことを知っていただけたと思います。
タイピング技能検定1級は難易度が高いイメージがありますが自分自身がどの科目が苦手なのかを把握して対策を行うことが大切です。
タイピング検定1級は大きな実績になり、作業効率もアップするので資格取得を考えている方は是非チャレンジしてみてください^^
特にIT業界就職予定の方やキーボードパンチャー、コールセンター業務、プログラマー志望の方は取得しておいて損はありません。
タイピング検定1級であなたの活動範囲が広くなることを心から楽しみにしています^^

https://tanukichiblog.com/tanukichi-typing-story/
