「タイピング検定1級の難易度はどのくらいなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。e-typing技能検定1級、タイピング講師のたぬきちです。
当記事では大手タイピングサイトe-typingの「タイピング検定1級」について詳しく解説しています。
タイピング技能検定1級について資格取得を目指している方や気になる方は是非参考にしてみてくださいね。
タイピング検定1級について詳しく知ろう!
まず初めにタイピング検定1級の下記5つの項目についてみていきましょう。
・難易度(レベル) ・合格率
・入力文字数 ・受験場所 ・履歴書への記載
タイピング検定1級の難易度と実務レベルについて
タイピング検定1級の難易度はキーボードの位置を正確に把握し、正確性のあるブラインドタッチができいないと合格することが難しいレベルです。
資格取得の難易度は少し高めですが実務レベルとしては非常に高く、職場の多くの方からタイピングが早いと言われます。
事務処理には十分すぎるくらいのレベルだと言えるでしょう。
タイピング検定1級の合格率はどのくらい?
タイピング技能検定1級の合格率は残念ながら公式サイトでも発表されていません。
目安ですが僕がタイピング検定級受験した際は平均8打鍵/秒で模擬試験で4回に3回合格する程度でした。
ミスタイプを複数回重ねて間違えてしまい、速くタイピングしようと焦ってしまって結果的に模擬試験では不合格となってしまいました。
タイピング検定1級はスピードはもちろん、正確性も必要なので正確性が高いタイピングができる方ほど合格率は高くなる傾向があります。
タイピング検定1級の入力文字数や合格ラインは?
タイピング検定1級は全部で3科目あり、入力文字数は各科目ごとに異なります。
・単語:10文字前後✖️30例文
・短文:30文字前後✖️20例文
・長文:450文字前後✖️1例文
1級の試験では約1050文字ほどタイピングすることを念頭に置いておきましょう。
3科目続けて行う必要はなく、科目間で休憩をとってもOKです。
また、タイピング検定1級の合格ラインは下記です。
単語テスト:300
短文テスト:340
長文テスト:360
ポイント計算式
ポイント=(入力文字数-間違い文字数)*60/入力時間*正確率の2乗
※正確率=(入力文字数-間違い文字数)/入力文字数
ポイント計算式は少し複雑ですが正解数率の2乗で割るため、正確率がかなり重要になってきます。
タイピング検定1級はどこで受けられる?
タイピング検定1級は24時間いつでもパソコンがあればどこでも受けられます。
・受験場所:タイピング技能検定イータイピングマスター
・受験方法:中央上部の「受験について」をクリックし手順に沿って進める
・1級の受験費用:5500円(2023年度時点)
タイピング検定1級は履歴書に書ける?
タイピング技能検定1級は履歴書に書けますが民間資格かつ、マイナーな資格なので大きくアピールをすることは難しいと言えます。
もし、タイピング技能検定1級をアピールするのであれば
・プログラミングの打ち込みが早い
・ビジネスメール(事務処理)の処理が早い
など、タイピングができることは業務の効率化にもつながりますので就職先で活かせる場面と合わせて面接で伝えると効果的だと言えるでしょう。
タイピング検定1級の過去問と練習方法について
タイピング検定1級の過去問は現在、公式サイトで公表されていません。
傾向としては模擬試験をベースに作成されてるので模擬試験をベースに受験対策をするのが望ましいと言えます。
タイピング検定1級 〜模擬試験の重要性〜
タイピング検定1級の過去問の傾向について解説していきます。
タイピング検定1級の本試験は模擬試験をベースに出題されます。
3~5種類の決められたお題からランダムに出題されるのでタイピング検定1級の受験前には繰り返し模擬試験を受験し本番に備えておくことが重要です。
模擬試験はイータイピングマスター模擬試験より無料で受験することができます。
タイピング検定1級 〜模擬試験特化の練習方法〜
タイピング検定1級合格に向けて練習方法をお伝えします。
タイピング検定1級合格に向けての練習方法は下記手順がベストです。
1.タイピング検定1級模擬試験を受験
2.模擬試験で苦手な単語や文章、間違えた箇所の洗い出し
3.苦手な単語や文章、間違えた箇所を繰り返し間違えなくなるまでメモ帳へ打ち込み練習
4.1〜3を繰り返し行い模擬試験の全パターンを網羅
模擬試験から出題されることが多く、限られた範囲の中で問題慣れすることが合格への近道です。全パターンを網羅し、苦手箇所も克服する練習を重ねておくと大きな自信にも繋がります^^
タイピング検定1級の試験で最重要科目とは?
タイピング検定1級の受験科目は「単語」「短文」「長文」の3科目であると先ほどもお伝えしました。
その中で僕は最重要科目はズバリ「長文」だと考えます。理由は下記2つです。
使用頻度の低いキーは間違えやすい傾向があります。例えば句読点以外にも「x/c/v」などのキーは使用頻度が低いので覚えていない方も多いのではないでしょうか。
また、長文の出題文によっては数字入力のキーが含まれている場合があります。数字キーはキーボードのホームポジションから遠く、間違えやすい。そして他のキーよりも指の移動に時間を要してしまいます。
以上2点からタイピング検定1級受験対策には「長文」に重きを置いて対策をしていきましょう。
タイピング検定1級を活かせた場面
僕がタイピング技能検定1級を活かせた場面を紹介します。
今後、資格取得予定の方やどんな影響があるのか気になる方は是非参考にしてみてくださいね^^
タイピング講師実績アピールの一部
冒頭でも触れましたが僕は現役で職場とオンラインのタイピング講師(ココナラにて)として活動しています。
タイピング講師は特に資格必須ではありませんが
・無資格のタイピング講師
・タイピング検定1級の経験豊富な講師
上記2人の講師を比較したときに大きく実績をアピールできるのは後者のはずです。
タイピング検定1級所持が講師の実績アピールの一部として、マンツーマンのオンラインレッスンへの申し込みへも繋がっていると感じています。
周囲の人から尊敬される
タイピング検定1級所持していると職場の方やオンラインレッスンの生徒方々から
など嬉しいお言葉をいただく機会が増えました。
タイピング検定に限らず、「1級」という肩書きはなかなかすごいみたいです・・・(笑)
やはり無資格よりも経験実績があり、1級取得者は知らず知らずのうちに大きな影響を周りの方に与えているのだなと実感しています。
仕事ができる人に見られる
タイピング検定1級は周囲の少しタイピングが早い人には負けないレベルで事務処理には文句なしの十分なレベルです。
自慢ではありませんが職場でビジネスメールを打っていると8割以上の方に「打つのはっや!」と声をかけていただくことがあります^^
タイピングの話題がでればサラッとマイナーな資格なんですが1級持ってます!とサラッといいます・・・(笑)
すると職場ないの人伝えはすごいもので
と事務処理も任せていただく機会が増えてきました。
残念ながら、直接仕事ができる人とは言われていませんが、少なくとも仕事ができる人と心のうちで思っていてくれているんだなと感じる瞬間がありました^^
まとめ:タイピング検定1級は大きな実績
タイピング技能検定1級について下記3項目を詳しく解説してきました。
・タイピング検定1級について
・タイピング検定1級の模擬試験と練習方法について
・タイピング検定1級を活かせた場面
難易度は高めですが資格取得できると得られるメリットも大きいことを知っていただけたかと思います。
タイピング技能検定1級と聞くととても難しいイメージがありますが練習次第で取得できる資格です。
タイピング検定1級は大きな実績になり、作業効率もアップするので資格取得を考えている方は是非チャレンジしてみてください^^
特にIT業界就職予定の方やキーボードパンチャー、コールセンター業務、プログラマー志望の方は取得しておいて損はありません。
タイピング検定1級であなたの活動範囲が広くなることを心から楽しみにしています^^
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