こんにちはスノボ歴5年のたぬきちです。
スノーボード初心者の方は板選びで悩んでしまうことがありますよね。
実はスノーボードの板は身長から逆算して選ぶだけではNGです。
スノーボード板選びに必要なのは下記5点です。
・板の長さ
・柔らかさ(フレックス)
・板の幅
・板の重量
・板の形状
実際に僕の身長は164cmで150cmの板を選んで失敗しました。思った以上に長かったんですね・・・。
当記事ではスノーボードの板は数万円するので板選びには失敗して欲しくないので板選びについて1つずつ詳しく解説しています。自分に合った板を探してみて下さいね^^
スノーボード板の長さは身長を目安にする
スノーボードの板の長さ目安は自分の身長を基準にすると良いです。
理由は身長が高いほど足が長く、肩幅に開いた時の幅(スタンス幅)が長くなるからです。
板の長さを選ぶときの基本は身長-15cmもしくは板を立てた時に顎の下くらいが望ましいと言われています。
身長150cm〜155cmライダーのスノボ板サイズ
身長150cm〜155cmの方は女性の方が比較的多いかと思います。
一般的には身長-15cmなので長さの目安としては135cm~140cmの板が良いでしょう。
スノーボードの板は軽いもので2kg重いもので3kg程。脚力に自信のない方は少し短めを選ぶと操作性も上がるのでおすすめです^^
身長160cm〜165cmライダーのスノボ板サイズ
身長160cm〜165cmの方のスノボ板サイズは145〜150cmがおすすめです。
僕自身も150cmの板を一度購入して試乗しましたが自分には長すぎると感じてしまいました・・・^^;
現在はグランドトリックメインということもあり145cmの板に落ち着いています^^
脚力に自信のある方や足幅が広いかたは150cmを候補に入れても良いと思います^^
身長170cm〜175cmライダーのスノボ板サイズ
身長が170~175cmの方はスノボ板の目安は155~160cmとなります。
体の体型にもよりますが細身で脚力に自身がない方は少し短めの155cmを、体つきががっちりしていて肩幅が広い方は160cmを候補に入れて検討してみましょう!
身長180cm以降のスノボ板サイズ
身長が180cm以降の方はほぼ市販のスノーボードのなかで長さ上限のものに乗ることが多いと思います^^;
例え、200cmの方でも180cmのスノーボードってないんですよね・・・^^;
なので板の長さを元に他の条件も検討してみることが大切です!^^
スノーボード板が長い場合と短い場合の違い
板が長い場合と短い場合ではどのような違いがあるかみていきましょう。
長い板 | 短い板 | |
板の操作性 | × | ⚪︎ |
滑走時の安定性 | ⚪︎ | × |
板の重さ | 重い | 軽い |
長い板はスノボ板の安定性が高くなります。硬い板との主な違いは有効エッジ(板が滑走時雪面に接している)の長さです。
長い板は有効エッジが長くなりますので滑走時の安定性は高くなります。
つまり、硬くて長い板は滑走時に安定しやすいということになります。
一方、短い板は板の操作性も高く、軽いので足に負担がかかりにくいのが特徴です。
グラトリメインの場合は短くて柔らかい板がおすすめです^^
スノーボード板の幅はどれくらいがいい?
スノーボードの板の幅のサイズを意識して選ぶ方は少ないのではないでしょうか。
まずはスノーボードの板の幅が広い場合と狭い場合の違いをみていきましょう。
幅が広い板 | 幅が狭い板 | |
操作性 | × | ⚪︎ |
安定性 | ⚪︎ | × |
グリップ力(粘り) | ⚪︎ | × |
パウダー上の浮力 | ⚪︎ | × |
逆エッジ | 受け易い | 受けにくい |
意外と軽視しがちですが板の幅だけでこれだけ違いがあります。
幅が広い板は安定性が高く、グリップ力があるので急斜面での滑走にも向いています。
スノーボードの板が柔らかいとどう変わる?
板の柔らかさは操作性や滑走時の安定性に影響します。
硬い板 | 柔らかい板 | |
操作性 | × | ⚪︎ |
滑走時の安定性 | ⚪︎ | × |
板の反発 | 高い | 低い |
スノボ初心者の方やグラトリでプレス系、ノリ系トリックメインの方は操作性の高い柔らかい板を選ぶのが良いです^^
一方、カービングをメインとして練習する方や弾き系トリックを行う方は滑走時に足がバタつかず、反発の高い硬めの板がおすすめです。
昔のスノーボード板は重かった?
ひと昔スノーボードが普及した時代は重い板が多かったのですが、最近では技術の発達により軽い板も増えてきました。
僕も昨年板を買い替えましたが板1枚で約1kg程変わりました。
一般的に軽い板は高価な傾向がありますが滑走時やリフトに乗っている時間が長くなればなるほど疲れにくいのでおすすめです。
スノボ初心者の方でインターネットで購入したり、デザインで選ぶ方もいますが板の重量は滑走時のパフォーマンスに大きく影響するのでしっかりと考慮するようにしましょう^^
スノボー板を選ぶ時には形状も侮るな!
スノボー板には形状が細かく分けると6種類ほどありますが初心者の方は以下3種類知っておくと良いです!
・キャンバー
・ダブルキャンバー
・ロッカー
上記3種類の形状のメリットとデメリットを下記表で表しました。
逆エッジ | ターン | ノリ系トリック | 弾き系トリック | |
キャンバー | × | ⚪︎ | × | ⚪︎ |
ダブルキャンバー | ⚪︎ | ⚪︎ | △ | ⚪︎ |
ロッカー | ⚪︎ | × | ⚪︎ | × |
キャンバーやダブルキャンバーは現在では主流となっており、ゲレンデでも乗っている方が多い印象です。
一方で、ロッカーボードはカービング時も安定性に欠ける部分や弾き系トリックに不向きなことから使用しているライダーも少ないです。
まとめ:スノボ板は5つの項目を考慮しよう!
スノボ板の選び方について5つの項目をご紹介しました。
すべてまとめると
板の長さが長い
板の幅が広い
板が硬い
ロッカー形状
となり、
板の長さは短め
板の幅は狭め
板は柔らかめ
形状はキャンバーやダブルキャンバー
となりますので初心者の方は知っておくと役に立つのでおすすめです^^